ColemanランタンUnleaded295再塗装
|先日から暇を見つけて行っているコールマンのツーマントルデュアルフューエルランタンのリペアと再塗装ですが、ようやく塗装を開始しましたf^^;
前回までは塗装の剥離と錆び落とし。
これが結構手間がかかってしまいましたf^^;
その後アセトンで綺麗に拭いて脱脂をしてから、下地であるサーフェイサーを吹き付けました。
ガソリンがこぼれる事もあるので、塗料は2液性のウレタンサーフェイサー ホワイト
これは自作ウキを塗装する時に使っているヤツが有るので、そいつをエアブラシで吹き付けました。
サーフェイサーが完全硬化するのを待ちながら、何色にしてやろうか考える・・・
「純正カラーじゃつまらないしなぁ・・・ゴールドにしてみるか・・・」
等と考えつつもウレタン2液性の塗料が手元にないので、仕方なしに車用の塗料なら大丈夫かな?と考え近所のオートバックスへ。
目についたのがホルツ キャンディ ゴールド
コイツを使うにはまずホルツ 下塗り シルバーを塗らなければいけないらしいので、とりあえずこの2本を購入。
早速下塗りシルバーを塗ってみた。
元のランタンの色(シルバー)と同じだなぁ・・・
このままでも良い気がしてきたw
下地のシルバーがある程度乾燥したので、キャンディーゴールドを吹き付け。
なーる程ね。クリアに黄色が入っている塗料なのねぇ。
つうか、思っていたより下品な色なんですけど!!!(汗)
まぁ、純正色に無い色と思って塗ったので良い事にするかぁ。
気に入らなきゃまた塗り直せばよい事だし・・・
本当はマジョーラ プレアデス2ってので塗ってやろうと思ってたんだけど、ネット注文して物が届くの待ってられなかったのよねf^^;
マジョーラカラーは金額も高いしw
ってなわけで、キャンディーゴールドが完全硬化後、2液ウレタンクリアーを薄めに3回重ねて吹き付けてやりました。
これである程度の耐ガソリン効果が有る事でしょう。
ついでにこんなのも作ってみましたw
実は塗装を剥がす時に、何も考えていなかったので、元のデカールのサイズを測らず廃棄してしまいましたf^^;
何色にするか考えていて「せめてコールマンのロゴだけでも」と思ったのですが、画像を元に「同じ様なデカールを作っちゃえ」って思いIllustratorで作りましたわw
パッと目にはオリジナルと変わらない出来具合( ̄ー ̄)ニヤリッ
と思ったら!スペルが間違ってたりww
ってなわけでデカールを作り直しましたw
本来ならPOWERHOUSEと書かなければいけなかったのに、POWREHOUSEと書いてしまってたんですわw
貼ってしばらく気付かずに、画像を見て気が付いたと言うアホさ加減f^^;
いよいよ組み立てる訳ですが、燃料バルブを取り付ける際に最も注意しなければいけないのが、タンクとバルブの接合部分。
ここのネジ部にはガスケットシーラーなどを湿布してからねじ込まないと、圧力をかけた時にガソリンが漏れてしまうので、必ずガスケットシールを湿布してから取り付けます。
今回使っているのはホルツ ガスケットシールです。
コイツは元々車用で、ワシは車のエンジン回りも結構いじるので必需品だったりしますw
ガスケットシールをネジ部に湿布して平らに均し、3~5分乾燥させてからねじ込みます。
因みに燃料バルブとジェネレーターも今回新品にしました。
購入先はコールマンパーツショップby North Fieldさん
普通のショップでは手に入らないオールドコールマンのパーツも置いてある凄いショップさんです。
燃料バルブを取り付けるとこんな感じ。
バルブを取り付けただけでなかなか良い感じに見えてきますな♪
因みに・・・
燃料キャップは染め忘れたんだけど、シルバーのキャップが意外と良いアクセントになってたりするのでそのまま使う事にしましたw
まぁ、サビも無いし良いでしょ♪
ついでなので、ちょっとだけ動きが怪しかったチェックバルブも外して掃除。
因みにチェックバルブの不良ってのは、ポンピングしても空気が逆流してしまうのですわ。
時折逆流した事が有ったので外して掃除。掃除して直らなかったら要交換と言う、燃焼系に次いで大事なパーツだったりする。
チェックバルブを外すのにはかなり力とコツがいるので、通常は専用工具のチェックバルブコネクトレンチってのを使うんだけど、持っていないので車の修理用にでっかいマイナスドライバーを持っていたのでポンププランジャーの穴径に合わせてキッチンペーパーを巻き付けぶれない様にして取り出しましたw
これをやらないとチェックバルブのネジ山崩しちゃうので。
ポンプカップやステム・プランジャーは未だ大丈夫そうなので、パーツクリーナーで掃除してからリュブリカントを湿布。
問題のチェックバルブの方だけど、正常な物なら振ってみるとカラカラと中で玉が転がっているような音がするのだけど動きが鈍い感じ。
パーツクリーナーで掃除しても微妙な感じだったので、試しにプリムスランタンリペアの時に使った暮らしのクエン酸を熱湯で溶かした濃いめの溶液に30分程浸してみたら見事に復活!
クエン酸を洗い流してエアブロアーで水分を吹き飛ばした後軽くリュブリカントを湿布して組上げました。
それでもダメな場合は、チェックバルブは交換するしかありませんので、チェックバルブ交換動画を撮りましたので下の動画をご参考になさってください。
コールマンのガソリンランタン チェックバルブ交換修理
コールマンのガソリンランタンやガソリンバーナーで、パンピング時に空気が漏れたり逆流してしまう場合は、チェックバルブを交換する必要が有ります。
通常は専用工具(チェックバルブコネクトレンチ)を使って交換しますが、専用工具が無くても大きめのマイナスドライバーとキッチンペーパーが有れば交換できます。
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と言う訳で、デカールのスペルも直し全てのパーツを組み上げてみたら!
品が無いと思っていたゴールドもなかなか良い感じですな♪
気に入ったのでColeman295 Gold Specialと名付ける事にしましたw
その昔、ワシが高校生だった頃・・・
必死にバイトして貯めた金で初めて買ったバイクがKawasakiのKH400 Gold Specialってバイクだったことを思い出しましたわw
因みにベンチレーターは琺瑯なので、その辺で販売されている耐熱塗装では熱に耐えきれず溶けちゃうので今回は見送り。
こうして比べると・・・
何と言う事でしょう!あんなにサビだらけだった本体が匠の手によってまばゆいばかりの輝きに・・・w
何はともあれ生まれ変わった295、この後キャンプに行く事がどれだけあるのか分からないけど、再び活躍してくれることでしょう。
つうか、きれいになったってだけで満足してしまった(笑)
コールマン ランタン 1992年製デュアルフューエルランタン Coleman Powerhouse Unleaded 295リペア
再塗装とリペアを施した1992年製デュアルフューエルランタン Coleman Powerhouse Unleaded 295を室内で点けて遊んでみた。
ここ最近出かけてないので、山でも海でも良いから行きたいなぁ・・・
梅雨が明けたら何処かに行こう!