SIGG Fire Jetのリペア(ポンプ部のガソリン漏れ修理)
|ポンプ部から燃料が漏れる!
今までJBオートウェルドでポンプ部のおかしいと思った所を埋めたりしていましたが、それでも直りませんでした。
で、全バラシしてようやく原因究明!
どうやらチェックバルブに問題が有ったようです。
とは言え、こいつは既に生産終了から10年以上経過しているので、パーツをおいて有るショップは何処にもなく・・・
と言うか人気が無かったんでしょうねぇf^^;
生産終了品のオプティマスやオールドコールマンなどはまだ部品供給されてますし。
なので、各パッキンのサイズを測って、使えそうな物を自力で探してリペアしてみました。
以前にもFire-Jetのリペアを記事にしましたが、今回は動画も撮ってみました。
今、このFire-Jetを使っている方がどの位居るかは分かりませんが、ポンプ部のガソリン漏れに悩んでいる方の参考になればと思います。
とは言え、私はこれで直りましたが、他の部分が問題で燃料漏れをしている方の参考になるかは疑問ですのであしからず(苦笑)
てなわけでまずは動画を!
燃料漏れがするSIGG Fire-Jet修理と各部パッキン、チェックバルブを市販で適合するパッキンで代用交換してみた
ポンプ部からの燃料漏れの修理
各部のサイズを測りながら、合いそうな物を見つけて各パッキンを交換修理しました。
結果、燃料漏れも無事に解消!
これでまた数年は現役で使用できます!
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バーナー本体のパッキン交換
SIGG FireJetで一番先にダメになる部分かと思います。
これは以前の記事Fire-Jetのリペアにも書いたものと同じですが、アズワン シリコンOリング 10.8-2.4をそのまま加工無しでシンデレラフィットしますw
耐熱温度は250℃なのですが、彼是10回以上使用して問題ありませんので、大丈夫かと思います。
ただこのOリング、10個入りでしか販売されてない上に、送料の方が高いですww
因みに価格は10個入りで230円です。送料は500円チョイだった記憶が有りますw
また、このリングを1つ数百円でメルカリで販売している人を見かけましたが、多分私の以前の記事を見た人が転売しているのかなと・・・
中にはこの記事に使用しているOリングなどをセットにしてFireJet 補修パーツセットの名目で2000円ほどで売ってる人もいますが・・・
こんな小遣い稼ぎをしている人もいるんですねぇf^^;
私もやろうかなw
メルカリで1個買うより、送料は高くなりますがモノタロウで10個買って置いた方が良いです。
と言うのも10回ほど使用しているとゴムがかなり潰れていたので、何れはここから液漏れするかと思いますので、予備が有ったほうが良いと思います。
燃料ホースのパッキン交換
タンクにつながる側に、ゴム製のパッキンが付いています。
こちらはAmazonで見つけたOfowin ニトリルゴムOリング 8mm x 12mm x 2mm 20個入りで、20個入りで509円。
まぁ、20個も使う必要はないのですが、単品で売ってないのでこれを購入しましたw
耐熱、耐油性なのでこれも問題なく使えます。
スクリューバルブのパッキン交換
マイナスドライバー等で押し下げながら外します。
ストッパーが外れたら、スクリューバルブを「開」方向に回せばスクリューバルブが抜き取れます。

これもAmazonでuxcell フッ素ゴムOリング 8mm外径 5mm内径1.5mm幅と言うのを見つけたので、これを使用しています。
因みにコイツも20個入りですww
価格は480円。単品であれば良いのですけどねぇ・・・
耐熱、耐油性なので、これも問題ないと思います。
交換したらリュブリカントを湿布してばらした時と逆順で組み立てます。
チェックバルブの樹脂ボール交換
先ずはポンプの最下部にあるチェックバルブのストッパーを取り外します。
鍵爪状になっているので回せば外れます。

※絶対に無くさないように!

画像はこれに入ってたものですが、経年劣化により、スプリングと本体に接触する部分が凹んで筋が入っていました。
以前ばらした時は気付かずそのまま戻したのですが、どうやらその筋からガソリンが染み出てきた模様です。

6.3mmと言う中途半端なサイズは、ミリ物では見つからなかったのでインチで計算し直して探したら、モノタロウでウレタン樹脂ボール(インチサイズ) 1/4inchがぴったりだったのでコイツを3個注文しました。
これも耐溶剤性ですので大丈夫かとは思いましたが、念のために予備を置いておきたかったのでw
コイツは単品購入可能で1個80円でしたが、送料は550円(税込み)です┓( ̄∇ ̄;)┏
モノタロウ、こういう物を買うには送料高いよね・・・
仕方が無いのだろうけど・・・

予想通り、元の樹脂ボールが経年劣化で変形していたことが原因だったようです。
因みに樹脂ボールの前に、ステンレス製のベアリング球を試したのですが、どうも密着性が悪いらしく液漏れは直りませんでした。
純正品が樹脂製を使っていたのはこういう意味も有るのでしょうね。
とりあえずこれでまた使えるようになったので、完全にぶっ壊れるまで使ってやろうと思いますww
以前のFire-Jetのリペアの記事で、こいつを愛用している方からいくつかコメントを頂きましたが、ガス化したり車用のパッキンを加工して使用されていたりと言う同胞もいらっしゃいました。
こういった古い物を直しながら使っている方を見ると、ホント親近感を感じます♪
しかし昨今のコロナ事情、なかなか終息へと向かいませんが、何とか乗り切りたいものですね。
そして何の気兼ねも無く以前のように外で遊びたいものです。