新型ジムニーJB64ノーマルフィルター改造オイルキャッチタンク設置

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ジムニーを購入して約8,000Km乗りましたが、以前エアフィルター交換時から気になっていたブローバイガスをどうにかしたくて、今回はオイルキャッチタンクを取り付けました。
レースなどでクラッシュ時にオイルをコースに撒かないようにする物とは違い、容量は300cc程度なのでオイルキャッチと言うよりはブローバイガスセパレーターと言うのが正解。
今回はノーマルのエアフィルタータンクを改造して取り付けることにしました。


純正エアフィルタータンク
純正エアフィルタータンクのブローバイ

純正のエアフィルタータンクには、ブローバイを溜める小さなタンクが有るのだが、その中はオイルまみれになっている。
前回エアフィルター清掃してから1,000kmも走ってないのに既にこの状態。
エアインテークパイプ内も、かなりオイリーになっていました。
これがエンジン内にまた戻っていくのだから、長年これを吸い続けていたらエンジン内にカーボンスラッジが溜まっていくのは当たり前ですわな。
フューエルワン等のガソリン添加剤などを使う前に、これをどうにかしないといけないと思った次第ですわ。。。


ブローバイガスの経路
ブローバイガスの経路

と言うのも、JB64のブローバイの経路はこの図のようになっており、タペットカバーかのブローバイ出口が直上のエアフィルタータンクにつながっていて、その隙間が5mmしかないのです。
タペットカバー側はこのまま利用することにして、ケース側は樹脂なのでパイプ状になっているこの部分を切り取り穴を埋め、他の場所にニップルを取り付け出入り口を作ることにしました。


中華製オイルキャッチタンク
中華製オイルキャッチタンク

今回使用したのは中華製のHSen Racing オイルキャッチタンクです。
Amazonで2500円程度の安いやつw
ジムニー専用の物も色んなショップさんから出ていますが5万円ほどしますからね!ブローバイガス程度なら中華製のこれで十分な気がします。
暫く使ってみて足りない様なら、ショップブランドの高いやつを買ってみようと思います。


付属品
付属品

タンクについていた付属品がこちら。
ニップルがパイプ径10mm/12mm/15mmに合うものがそれぞれ2個づつ。
Oリングパッキンが6個、タンク取り付け用のボルトとナットが2つ、そしてパイプが1本とフィルターが1個。
パイプは折れ曲がっていてしょぼいので今回は違うものを買いました。
また、付属のフィルターは使いません。
と言うのも、ブローバイガスを大気開放してしまうと車検に通らないからです。


購入したパーツ類
購入したパーツ類

今回改造に使用したパーツ類はこちら

ブリーザーホースは2本購入しましたが、今回の取り付け場所では1本で足りました。
この他、アングルにオイルキャッチタンクを取り付けるための平ワッシャー(アングルの穴が大きい為)と、アングル同士を連結するボルトとナットが必要です。
家にたまたまあった物を使用しましたが、多分10mmか8mmのボルトとロックナットです


グロメットで穴を塞ぐ
グロメットで穴を塞ぐ

タンク側のパイプ部を切り取り、穴に12x19x6.3サイズのグロメットを差し込み、JBオートウェルドで埋めました。
因にグロメットの耐熱温度は140℃、オートウエルドは280℃の耐熱温度で、使用硬化が4時間、完全硬化は24時間です


アングルにタンクを取り付ける
アングルにタンクを取り付ける

アングルはこのように連結し、タンクを取り付けました。
タンク上側のネジが小さいし狭いので入れ辛いですf^^;
またこのボルトは6角レンチ必須です。


ケースに穴をあけニップルを装着
ケースに穴をあけニップルを装着

フィルターケースに穴をあけ、ニップルをブッシングで接続して隙間をオートウェルドで埋めました。
純正ではブローバイガスはフィルターを通さず直接吸い込む形になっていましたが、穴を開ける場所の関係で今回はフィルターを通ってインテークに入るようにしました。
因に動画では20mmの穴を開けていますが計測違いでブッシングの径を計って開けてしまいましたf^^;
ニップル側の径は18mmなので18mmの穴を開ければ丁度良いです。


パイプの取り付け
パイプの取り付け

オートウェルドがある程度硬化したら車に取り付けます。
フィルターケースを戻す前に、まずはパイプをエンジン側に取り付けます。
ここはクリアランスがほとんどないので、フィルターケースを戻してからだと狭すぎて作業がし辛いので。


オイルキャッチタンク取付位置
オイルキャッチタンク取付位置

オイルキャッチタンクはウォッシャー液タンクの取り付けネジを利用しました。
他の場所だとタンク下に手が入らないので、ブローバイ回収時の事を考えるとこの位置がタンクの取り外し時に一番しっくりきたので、ここに取り付けました


オイルキャッチタンクの取り付け
オイルキャッチタンクの取り付け

続いてフィルターケースを戻し、オイルキャッチタンクをウォッシャー液タンクが付いているボルトを利用して取り付け、各パイプを繋げば終了です。


オイルキャッチタンク取り付け終了
オイルキャッチタンク取り付け終了

中々きれいに収まったと思います。
今回パイプはバイク用のブリーザーホースを使いましたが、透明なので効果が見やすいと思って付けただけで、耐熱ホースなら他の物で良いです。
このブリーザーホースの耐熱温度だとタペットカバーの温度に耐えられるか微妙ですのでf^^;
多分後程ちゃんとした耐熱ホースに換えると思います。

と言う訳で、とりあえずこの状態でしばらく様子を見ようと思います。
良そうですが、ノーマル状態よりは良くなるのではないかと思います。
とは言え現在の日本車のエンジンは、こんなものを付けなくても壊れる事は無いので、無理に付ける必要はありません。
ただ、長く乗りたいと思っている方は取り付けた方が良いのかなぁと感じます。
ブローバイガスを何万キロも吸い込んでいるエンジンなんて、想像したくないですからねf^^;
過走行車と言われる車の殆どがエンジン燃焼室内部はカーボンデポジットだらけになってると思いますが、ブローバイガスの影響、かなりありますからねぇ。

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