岩手県和賀川水系・岩魚釣り初日 2008年5月27日

JUN | 2008年5月27日 | 渓流釣り, 釣行日誌 | コメントはまだありません

物凄～く久しぶりの岩手釣行である。前回の岩手釣行は2005年の秋

と言うのも…
2006年の2月にY子がスキーで骨折してしまい。。。（汗）
ヤツの足が完治するまで渓流釣行は控えていたのである…
と言うわけで、今年こそは絶対に行く！と、年明け早々に意気込んでいたのであった（笑）

渓流釣とはワシにとって海のそれとは違い特別なものであり、生きていることを実感できる遊びだと思っている。
神々しい山々、清らかな川の流れ、清涼感満ち溢れる空気、そこに棲む生き物達と戯れ、そしてそんな厳しくも美しい土地で暮らす人々の人情に触れることで、人として生きる喜びをも実感できる場所なのだ。
魚を釣りに行くと言うよりは、ふるさとへ帰るのに近い感覚なのである。

5/26、第二のふるさとへ向け車を走らせる。横浜からの行程は約6時間強。
トイレ休憩とガソリン補給の時だけパーキングに立ち寄り、後は休憩無しで現地入り。
2時間置きに休憩するのが良いのだろうけど、行きはどうしても早く到着したいと言う気持ちが強くてそのまま車を走らせてしまう…
もう歳も歳なので、事故防止の為に少しは休憩しようとは思っていたのだが…（苦笑）

なんとか無事に最初の目的地である某川に到着。到着と言っても道が崩れていた為、最終目的地の手前に車を止めてそこから徒行することになる。
この辺りは豪雪地域なので、林道が所々崩れてしまっている場所がある。
とは言え、2005年に崩れていた所は直したようで、今年はその先の道が崩れてしまっていた。
まぁ、ここから先は入渓ポイントまでそんなに距離は無いので、ゆっくりシガー（葉巻の事ね！）でも燻らせながら準備をすることにした。
岩手に来るときは毎回Maker’s Mark（メーカーズマーク）を持参する。
この禁煙ブームの中わざわざ空気の良いところに来て葉巻なんて…と言われそうだが、好きなものは仕方が無い。ま、ワシにとっての儀式だと思っていただきたい。

辺りもかなり明るくなってきたので、いよいよ入渓
Y子も久しぶりなので、かなりワクワクしているようだ。
今回の仕掛けは、Y子はいつものワシ考案Y子ポチャン釣り仕掛け（笑）
渓流竿のちょうちん仕掛けをテンカラ風に改良したものである。取り付けたフライはいつものようにワシが巻いた#14のエルクヘアカディス
浮力が有って視認性が良いドライフライである。

一方のワシは普通の渓流ちょうちん仕掛けで、ハリス0.4号、針は尺イワナの8号+2Bのガンダマを取り付けた。
餌は川底をさらえばいくらでもオニチョロやクロカワムシなどの水生昆虫が捕獲できるのでそいつらを餌にした。
クロカワムシといえば…
どこかでこいつの甘露煮の缶詰をざざむしとか言う名前で売ってたな…食いたくない。。。（汗）
ちなみにクロカワムシとは、ヒゲナガトビゲラの幼虫の事ね。

朝も未だ早いのでドライフライはチョット不利なのだが、早くやりたくてウズウズしているY子に竿を出させる。
その間にワシは餌の確保。
思ったとおり直ぐに餌は確保できた。
一応念のためにミミズだけは購入してきたが今回もやはり必要なかったようだf^^;
で、一方Y子の方だが…
やはり未だ魚は反応してくれないようだ。
この日は気温も低く、天気もあまり良くなかったので想像通りと言えば想像通りなのだが…
それでも頑なにドライフライに拘り続けるY子。。。
あきらめてニンフを使えば良いものを…

インジケーターを付けるのが嫌だとか、ドライフライで釣った方が面白いとかで…（苦笑）
結局カディスで勝負をかけるらしい。
ワシがやればそのポイントは釣れるんだがなぁ… などと思いつつY子につれるのをひたすら待つことにf^^;

そしてようやくＹ子に今回初のイワナがヒット！
元気よくドライフライに食いついてきたのは、体長16cmのちびイワナf^^;
数年振りのイワナで嬉しいのは嬉しいが、チョットサイズが小さすぎ（苦笑）
そんなわけで、Y子の口もイノキ風に…（爆）
ま、顔を見られればどんなサイズでも嬉しいわけで…f^^;
もうチョット大きくなって帰ってきてくれることを願って川にお帰りいただいた。

Y子にようやくイワナが釣れたので（小さいけどf^^;）ここでやっとワシも竿を出す。
目ぼしい所に餌を流すが。。。
なかなかアタリが出ない。
結構人の足跡があったので、前日にでも入渓者がいたのか、魚が居ない感じ…（汗）
そんな訳で、つまらないポイントに餌を流すと直ぐにヒット！
そこそこの型だったのでキープ。
この調子では拾い釣りになりそうな気配…
そう思いつつもY子に交代し釣り上がる事にした。