三崎港でアジ狙いの後盗人狩りへ 2002年7月28日、29日

7/28、今吉師とY子を誘い、散々迷った挙句、三浦港に向かった。時間に余裕があれば、南伊豆に行きたかったのだが、今回は近場での釣果を期待しての釣行となった。

21:30、三崎港到着。
先客が10名ほど竿を出している。どうやらアジ釣りのようだ。
ワシたちも早速準備をする。前情報で、小アジを餌にヒラメが連れているとの情報があり、まずは小アジを釣る。

Y子はサビキ、今吉氏は浮きフカセ、ワシは籠釣りと三者三様で狙う。
まずはY子に外道のゴンズイ。

Y子「何?この魚???」
Y子はゴンズイを見るのが始めて。

JUN「触るな!その魚、毒が有るから、とげに刺さると痛い思いをするよ!」

ワシは以前、毒があることを知らなくて触ってしまい、あまりの痛さに半日苦しんだことがある。
刺されると注射針をブスブス刺されているような鋭い痛みが 半日も続くのだ。
関東近辺でよく釣れる毒魚は他にも、【ハオコゼ】や【アイゴ】などがいる。
何れも刺されると激痛が走り、半日は痛みが止まらないので知らない魚などが釣れた場合メゴチバサミなどでつかみ、刺されないように注意しましょう。
(ちなみにワシは、この三種類のすべてに刺されています (^^;))
アイゴに刺された場合、【キンカン】を塗ると、あっという間に痛みがなくなるそうです。
アンモニアで解毒されるのでしょうか?
これはY子のお父様の体験談で、薬局に行ったらキンカンを渡され、塗った所すぐに痛みがなくなったそうです。

この後、Y子も、今吉氏も、順調に小アジを釣り上げている。ワシはと言うと、いまだにアタリ無し・・・

Y子「ヒラマサのツケだよ!」
JUN「ムッヽ(`Д´)ノ」

今吉氏が順調に釣れているのを真似、浮きフカセで小アジを釣る準備をする。

今吉「あれ?JUNさん大物釣るんじゃ・・・」
JUN「やめやめ!小さくても釣れた方が楽しいから・・・」
相変わらず節操が無いのである(^^;)

仕掛けを変えると、小アジはすぐに釣れた。ワシが小アジ釣りに走ったのを見て、今吉氏が何やらゴソゴソやっている。

JUN「今さん、何やってるの?」
今吉「そろそろアジの泳がせでもやろうかと思って・・・」

ワシへの当て付けなのかー(怒)
すると、今吉氏の泳がせに、なにやら反応が・・・

「ブシュー!ブシュー!」
今吉「JUNさん、イカだー!」

しかし、残念ながら途中で餌を離されてしまった。餌にしていた小アジは、見るも無残な姿に・・・
JUN「イカ、居るんだねぇ・・・」
しばらくすると又今吉氏が叫んでいる。

「JUNさーん、イカ釣れたよー!」
見に行くと、体長20cm程の赤イカの子供であった。

JUN「おもしれー! それじゃ、自作エギでエギングにチャレンジじゃ!」

自作エギ今回は、自作エギ3号をセレクト。投入5投目、何やら少し重くなった。「海藻でも引っ掛かったか?」と思い、上げて見ると、全長15cmほどのかわいいアカイカの子供! でも嬉しい、自作エギで初ヒット!型が小さくても嬉しいのだ!
続けてエギングをしていると、今度は先ほどのとは違い、結構大きいイカのアタリ!エギをグイグイ引っ張っていく。しかし、合せが足りなかったのか、途中でバラシてしまった。

AM3:30、明るくなってきたと同時に、イカの反応が全く無くなったので、今度は活きアジをえさに、ヒラメを 狙う。まずは内側に投入。20分ほど経ったであろうか、突然ヒラメ仕掛けの鈴が激しく鳴り出した。竿を手にもち、引き込むのを待ったが、どうやらヒラメの 食い方とは違うようだ。ゴツゴツとしたアタリが手に伝わってくる。「そろそろいいかな?」 一気に竿をあおる。と、根掛り! 斜め方向に行き、根掛りを外 すと、いきなり魚が走り出した!

JUN「何だ何だ!!!」 と思った瞬間、突然軽くなった。多分、ウツボか何かだと思われる。以前石鯛釣りをしていたとき、同じような引きを味わったことがあるが、犯人はウツボだった。

今度は外側に投入する。しばらくすると、今吉氏もヒラメ仕掛けを投入する模様。

今吉「JUNさん、どの辺に投げてるの?」
JUN「ここの真正面・・・」

と言ったとたん、鈴が激しく鳴り出した。
即、竿を手に取り、引き込みを待 つ。今度はどうやらヒラメのようだ。
「ググッ、ググッ、グググググッ!」
JUN「よし!乗ったー!!」
結構デカイ!重さからして3kgは有りそうだ。
竿が満月にしなる。が、またしてもバラシ・・・(T_T)
フロロカーボン5号のハリスがスッパリ切られていた。
JUN「しまった!チモトを編みつけておけば良かった!!!」
が、時すでに遅し。この後、仕掛けを変え投入したがアタリはなくなった。

アジと子イカ潮も止まってしまい、何をやってもアタリがなくなったので、場所を移動することにした。

餌用に釣った小あじと、アカイカの子供は持ち帰ることにした。

 

観音山下
その後、宮川港近くの観音山下へ移動し、シロギスとカワハギを狙うことにした。
釣り雑誌を見ての釣行なので、あまり期待は出来ないが・・・

観音山下に向かう途中、道路に大きなスイカが落ちていた。

JUN「スイカでクロダイ!夏の風物詩!」
という訳で、道路に落ちているスイカを拾った。
Y子は呆れていたが・・・

観音山下での磯釣りここでは今吉氏が籠釣り、Y子が浮きフカセ、ワシはスイカでクロダイ狙いをした。

サラシがかなり出ておりメジナ狙いには良い条件だが、スイカ釣りにはポイントがかなり遠くになってしまうので一寸釣りづらい。

 

 

 

Y子コッパメジナゲット
Y子の1投目、20cmほどのコッパメジナゲット!
小さいのでリリース。
Y子はこの後立て続けにこのサイズのメジナを掛けている。

今吉師とワシには未だにアタリ無し。
最近飽きっぽいワシは投げ釣りに変更。

 

イラしかし、つれてくるのは、イラやベラ!

シロギス、カワハギは何処に・・・

 

 

シロギスやっとシロギスが釣れるポイントを発見、この後2匹追加したところで日差しがかなり強くなり、暑くて釣りどころではなくなったので、いったん撤収。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観音山下での釣果観音山下釣果:26cmメジナ、15~18cmシロギスをお持ち帰り。

この後、城ヶ島に場所を移動し、小アジでも狙おうかと試みたが、餌取りも全く無い状態。ワシはY子の仕掛け作りを手伝った後、突然の睡魔に襲われ、2時間ほど寝てしまった。ここでは今吉師もY子も全く何も釣れず、17:30撤収した。
三崎港ではこの日、ブッコミをしていた釣り人に40cm超の真鯛が掛かっていた。色が異常に黒かったので、多分養殖イケスから逃げ出した真鯛だと思われ る。又、7/26はこの近辺にシマアジが回っていたらしく、団子釣りをしていた釣り人が、1時間で1kg前後のシマアジを6匹釣り上げたそうだ。運が良い とそういうこともあるんですねぇ・・・

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