禁漁間際のイワナ釣り-岩手県和賀川水系 初日 2009年9月27日

2009年度初の渓流釣りは、禁漁間際になってしまった（汗）
シルバーウィークは人も一杯であろうと思い（高速道路も込んでいるだろうし）、世間様の休みが終わった9/26（土）に横浜を出発する事にした。

ETC割引の恩恵を受け（笑）、湯田までの高速料金は通常なら11,000円の所が1,500円！
何で1,000円じゃ無いのだ？と調べた所、首都圏は訳の分からぬ料金設定で、東北道の加須IC以降からが1,000円区間になるらしい。。。
全く訳がわからぬ設定であるが、今まで片道11,000円掛かっていたのがこの料金で行けると言うのは良い事である。

てなわけで、初日はY子の希望でＭ川に入ることにした。
前年までは道が崩れていて途中までしか車で入れなかったのだが、今年はきれいに補修してあり入渓ポイントまで車で入ることが出来た。
AM3時半、入渓ポイントに到着。
空を見上げると満面の星空が広がっていた。
もう彼是20年以上この川に通っているが、初日にこれほどまで空が抜けているのは初めての事である。
宮沢賢治が銀河鉄道の夜を書いたというのも頷ける見事な星空である。

夜が明けるまで軽く睡眠をとるつもりが、案の定興奮して眠れないので、餌に使うバッタ類（イナゴ等）を採取する事にした。
が…いつもならこの時期に居るはずのイナゴの姿が全く見当たらない(￣□|!!
それ所か、虫の泣き声も全くしていないではないか！！！

高イビキをかいて幸せそうに寝ているＹ子を車中に残し、必死の形相で餌を探し回る（汗）
しかし、結局1匹の虫も捕まえられずに夜は明けてしまい、この日は仕方なしに川虫を採取して餌にする事にしたのであった（滝汗）
いつもは保険でブドウ虫やミミズを購入してくるのだが、今まで殆ど購入した餌を使う事は無かったので、今回は購入してこなかったのだが、 そういう時に限って餌が居なかったりするのってどう言う事よ！（涙）
普段の行いが悪いせいだろうか…

そんなこんなとしているうちに、辺りはすっかり明るくなり、ようやくＹ子が起きだした頃、車の入ってくる音が…(￣□|!!
地元のキノコ狩りの方だったので、胸をなでおろす（苦笑）
キノコの話や色々と世間話をしていると、もう一人キノコ狩りの方が現れる。
どうやらお知り合いのようで、せっかくなのでお二人にも自宅から持参したワシ焙煎の珈琲を振る舞い暫し雑談。
今回は最近気に入っている、タンザニア AA++ウンゴロゴロをハイローストに焙煎して持参した。
珈琲を飲み干すと、お二方は森の中へ消えていった（笑）

てな訳で、ワシらもユルユルと釣り支度をして、山の神様にご挨拶をしてから川に入る。
いつものようにＹ子はエルクヘアカディスをつけたＹ子ポチャン仕掛け
ワシもいつものようにちょうちん仕掛けで釣り始める。
っと、その前に…ワシは川虫をとる為川底を漁る（苦笑）
その間Ｙ子には先に釣り上がってもらう事にした。

数匹のオニチョロを捕まえＹ子の後を追うと、全く反応が無いとの事。
予想はしていたので下の方は飛ばして二股から始める事にした。

二股の左側の沢に入り釣り開始。
釣りたい気持ちを抑え、いつものようにＹ子に先に釣り上がらせる。（苦笑）

やはりシルバーウィーク後と言うせいも有り、かなりの足跡が付いている。。。
不安になりながらも岩魚の居そうなポイントにカディスを流すＹ子。
もう何年も通っているせいか、流し方もかなり様になってきている。

暫くしてようやくＹ子の流すカディスに25cmのまずまずのサイズがヒット。
その後もドライフライへの反応が良く、立て続けに同サイズがヒットする。

Ｙ子がある程度満足した所で、Ｙ子には流せそうも無い所で交代
沈んでいる餌への反応が悪いのか、それともワシの腕が悪いのか、中々魚が出てこない…（汗）
しつこく流して、ようやくのアタリ
釣れたのは27cmと、ここの川では中々の良型。

とりあえず満足したので再びＹ子に釣らせ、ワシはＹ子が出来そうに無いピンポイントだけを釣り上がる（涙）

この日は本当にドライフライに食いつきが良く、見ていても面白いようにイワナが飛び出してくる。
まるで釣り番組でも見ているかのようである（笑）

そんなこんなで毎年Ｙ子が大物をバラシて悔しい思いをしている魚止めに到着。
で、いつものように大物をバラシた後、何とか25cmのイワナをゲットf^^;
それでも本人は、この魚止めでの初物だったので満面の笑みを浮かべていた（笑）

いつもはその日に食べる分だけ持ち帰るのだが、今回はＹ子の実家に送る為に大きめのヤツをキープ
魚止めで遅い昼飯を食べながらキープした魚を数えると、最大28cmで丁度20匹。
針を飲まれてしまった24cm以外の25cm以下はリリースしてたのだが、人が入った後としてはかなり釣れたと思う。
飯を食ってのんびりとしていたら、いつの間にか15時を過ぎていた（苦笑）
早速山を降りて、クール便でＹ子の実家に岩魚を送り、初日は疲れているので宿を取り温泉でマタ～リ