駿河湾でのタチウオボートジギング釣行 2009年8月22日

この日は釣りと言うよりも、メインは千本浜の花火大会をボートの上から見たいという、Y子のたつてない願いで船を出す事に。
なので釣りと言うよりは、折角だから花火のついでに夜太刀魚のジギングでもして来るか！という軽いノリで出船する事になった。

• 中潮（三津）
• 干潮-00:19/ 61.2cm　12:33/ 29.1cm
• 満潮-06:14/181.8cm　18:52/182.5cm

自船の置いてあるマリーナまでの海沿いの道を走りながら海を見ると、所々白波が立っていてワシの船ではチョット厳しそうな状況。
まぁ、横浜から2時間もかけてきたのだからとりあえず船の上からの花火見物だけでもして帰ろうと港に向かう。
港に着いたのは16時過ぎ。
久し振りの夜出船なので、とりあえず夜間航行灯をチェック。
接点部が若干腐食していたので念のため新しく配線をし直し、ついでにジギングの準備をして出船（笑）

今回の第一目的は千本浜の花火なので、多少のスプレーを覚悟でまずは静浦近くまで船を走らせる。が…
予想以上に南西寄りの風が強くなり、それに従い風波も一層高くなり、この状態が夜まで続くと帰港するのに危険が伴うと判断し、風が避けられる内浦方面へ移動する事にした。
途中何度も思いっきり頭から波をかぶり二人ともパンツまでびしょ濡れ（汗）
もっとでかい船ならそんな事も無いのだろうけど。。。
稼いでデカイ船を買うしかないな（涙）
富士山がそんな我々を嘲笑していたかに見えた…

内浦方面は山で風が幾分遮られ、波は静浦方面から比べたら雲泥の差で穏やか。
それでも風は出船した頃よりも勢いを増し、ワシの船では千本浜方面には到底行けそうも無い気配。

仕方なしに波の穏やかな所でY子お手製の弁当を頬張り、ついでなので気晴らしのジギングをしてみる。
が。。。
魚探にはソコソコの反応が有るものの、腕が悪いせいかジグには全く反応無し。
波の避けられる所を移動しながら遊んでは見たものの、魚は一向に遊んでくれないのであった（汗）

そうこうしているうちに日も沈み、花火の時間までは1時間弱。
夕焼けを眺めながら、花火が上がるまでとりあえずジギングandキャスティングで時間を潰す。
駿河湾の夕日を久し振りに船の上で迎えたが、やはりいつ見てもきれいである。
だけど一向に魚はかからない…（ToT）
ま、本気で釣りしてないしね！（と言い訳…）
で、いよいよ花火が上がる予定時刻の19:15！

19：20…

19：30…

19：40…

ってオイ！いつになったら花火が上がるんだよ！！！もしかして今日じゃなかったの？？？

Y子「そう言えばさっき、なんだか放送みたいなのが聞こえた気がするんだよねぇ。何言ってるか分からなかったけど…」

Y子の地獄耳がどのぐらい当てになるか分からないが、20時を過ぎても何事も起こらず、風も止む気配が無いので仕方なく撤収する事にした。
温泉に入って帰宅後調べてみたら、Y子が聞いた放送は、強風の為に花火が延期になった事を知らせる放送だったようだ。
つうか普通、強風の中内浦に居て千本浜の放送が聞こえるか？しかも千本浜は風下だぞ！
Y子は驚くべき地獄耳の持ち主だ…(￣□|!!