西和賀での渓流釣り最終日 2016年9月30日
|前日に12時間も爆睡したせいも有り、この日は3時過ぎに目が覚めるw
Y子もさすがにまだ寝ているので、朝風呂に入ることにした。
とは言え「ホテル森の風沢内銀河高原」の風呂は5時から。
それまでの時間、まだ暗い外を散歩したりしながら時間を潰し風呂に入る。
ワシが一番風呂かな?と思ったら先客が御一人。
「おはようございまーす」と挨拶を交わした所でその御人と30分以上会話を交わすことに・・・
本当は露天風呂に軽く入って出る筈だったのだがf^^;
聞くとその御人も釣りに来ていたらしく、会話も弾んだ・・・
と思うのだが、実はその方の東北弁と風呂の反響音の相乗効果でかなり聞き取り辛く、会話の半分も理解していなかったと思うw
取りあえずポイントポイントの単語で内容は理解出来(たと思う)、お礼を言いながら風呂を出た。
実は30分以上も内風呂に浸かりながらで話をしていたので、正直のぼせる一歩手前だった(滝汗)
その頃丁度Y子も風呂に入っていたらしく、ワシの言葉は分かったがオッチャンが何を言っているか全くわからなかったとかf^^;
そしてY子も風呂から出たのでそのまま釣りの準備をし、文字通り朝飯前の堰堤ワンポイントで釣りをすることにした。
画像はホテル近くの森を撮影したのだが、実際はとても幻想的な光景だったのだがコンデジではこれが限界。
この日は前日までとは変わり天気も良く本当に良い朝であった。
てなわけで堰堤では26cmをY子が釣ったが食いが渋く、ワシはボーズで終了~
ホテルに戻り朝食をとることにした。
朝食をとっていると、風呂で一緒になった御人がワシの姿を目にしてわざわざ来てくれて西和賀のポイント図をくださり、他の方がどの川に入ったかなどの貴重な情報を教えてくださった。
多分今日ワシがどの川に入るかを風呂で言ったので、他の泊り客には違う川を勧めてくれたらしい。
お気遣い感謝いたしますm(__)m
と言うか、この日が禁漁日と有ってか、釣り客が数組泊まっていたらしいですわ。
しかもこの日はワシ等の他にも横浜から釣りに来ている方がいたらしい。
その方は西和賀の釣りガイドYさんと一緒に大物ポイントの某川へと向かったみたいだけど。
そう言えばワシもあの川は何年も行ってないなぁ・・・
って、今の体力じゃ行けないけどねf^^;
と言う訳でホテルを後にし、予定していた春にワサビが採れた川に向かうと、秋なので今回はキノコがお出迎え。
画像のキノコはナラタケ。西和賀では「さわもだし」と呼ばれている美味しい食菌である。
今年はキノコの生育も良くないらしく、これだけ群生しているのは珍しいのかも。
実際他の川でも殆どキノコは見掛けなかったので。
食べ頃の丁度良い菌だったので本当は持ち帰りたかったけど、持ち帰る術がないので今回はそのままそっとしておいた。
キノコを見て機嫌を良くし、いつものようにY子に先に釣り上がらせる。
この川は活性が良いのか、バッタを落とすと次々に元気の良いイワナが飛び出してくれた♪
ここも平均サイズ22cm程度と型は小さかったが、居そうなポイントでは必ず大小合わせて2匹釣れると言う爆釣モード。
本当に楽しい!
だけど・・・
釣れると言う事はエサもそれなりに使うと言う事で、中盤にはふる里で捕ってきたバッタは底を尽きる・・・
Y子はカディスに変えてやっているがカディスには反応が悪いらしい。
ワシも最後のバッタを使い切り、川虫に付け替えようとした丁度その時!
天の恵みか、山の神様からの贈り物なのか、ツユムシ(キリギリス科のバッタ)が目の前の川に飛び込んできた!
「山神さまありがとうございますm(__)m」と手を合わせ、さっそくツユムシを針に付ける。
とは言えこのツユムシ、羽を合わせると8cm程有る、ここの魚にとっては巨大すぎる餌。
しかもメスなのでお尻に長い卵管(?)が付いているのでその長さを合わせたら10cm程にもなる。
かわいそうだけど卵管と羽を切って出来るだけ小さくして針に付ける。
だけどここのイワナにとっては巨大なエサには違いないw
「まぁいいかぁ~!」
と巨大ツユムシを一流しすると、一発でヒット!
自分の体長の半分近くある餌に物怖じせず食いついてきたそいつは19cm(笑)
齧られたが何とか原形を留めているツユムシを使い、その後2匹を釣った所で、ちょっと早いが15時で今回の釣りは終了とした。
中央食堂の親父さんに会う前に、友人たちへのお土産を購入し、ついでに湯田町のほっとゆだ駅で温泉に入って綺麗な体でご挨拶に向かう事にしたw
汗臭いのはちょっと失礼だものねf^^;
温泉に入ろうと、ほっとゆだ駅の温泉受付のお姉さんに「大人二人ねー」と会計をしていると、
「向かいの湯夢プラザで美味しいソフトクリームが今日まで期間限定の50円引きだから食べてきな!後10分で終わっちゃうよ!」
と勧められ、そのままY子とソフトクリームを食べに行くw
多分湯田牛乳使ってるのかな?湯田牛乳、マジで濃くておいしいからねぇ。
勿論ソフトクリームもとても美味しかったですよ♪
ついでに前から気になっていた西和賀の山菜と言う本を、同湯夢プラザ内の観光案内所で購入。
今年の春にFBで知って、どこで売ってるか聞いたらここでしか売ってないと言う事なので購入しに来たのだが・・・
今迄の西和賀の方はお会いした方全員気さくで良い方ばかりだったのだけど、観光案内所のお姉さん二人ともが不愛想だったのは、かなりビックリであり残念でしたわ。
観光案内所って、旅行者にとってはその街の顔となる所ですから、嫌でも少しだけ愛想笑い程度はした方が良いですよ。
それがあなたたちの仕事でもあり、強いて言えば町の活性化にもつながる訳ですから。
まぁ、終業時刻間際で忙しかったのでしょうかね?
と言う訳で約束の時刻が近づいたので、中央食堂の親父さん宅へ向かうことにした。
駐車場につくと丁度親父さんが料理を作っている姿が窓越しに見えたので手を振ると、にこやかに迎い入れてくれた。
一寸悪戯好きの親父さんの手料理で舌鼓。
今回の一番の目玉は、西和賀で獲れた熊肉の煮物!
これがまたメチャ旨い!
レシピを教えてもらい熊肉もいただいてきたので、後程特選男の料理に掲載しますわ♪
その他、お店で出ていた焼きそばや餃子、お袋さんが作ってくれたカボチャのデザートや自家栽培の茶豆などどれをとっても懐かしく美味しい!
夢中でそれらを食べていた時、いきなり
「全く気付かない?」と親父さんに聞かれ「何???」と尋ねたら、「焼きそばの麺、実は冷や麦なんだよ。気付かなかっただろぉ!アッハッハ!」
たまにお茶目な事をしたくなるらしいw
親父さんの姿を初めて見た頃は料理を作っている姿しか見た事なかったので、その姿は厳しい職人の目をした、まさに「料理人」の顔の方が記憶にあるのだが、仲良くしていただいてからは親父さんの本当の顔もだんだんわかってきたわけなんだけどf^^;
そう言えば親父さん、ワシは中央食堂へはもう25年以上毎年足を運んでいたのに、ワシを認識したのはY子を一緒に連れて行くようになってからだとか_| ̄|○ガクリ
茨城の釣り仲間たちと来ていた事は全く記憶にないらしいf^^;
やっぱ、ワシよりもY子の方がインパクトは強いみたいねw
何だかんだとお互い近況報告をしたり世間話をしたり、思い出話に花を咲かせたりと、楽しい時間はあっと言う間に流れる。
時刻も8時半を回ってしまったので、あまり長居をしても申し訳ないので後ろ髪をひかれつつもお別れする事にした。
帰りに沢山のお土産と共に人情とやさしさも頂き帰路についた。
親父さん、本当にありがとうございました!
又春に遊びに行くよ~!