新潟県 直江津でフカセの黒鯛狙い 2003年5月17・18日

ゴールデンウイークに里帰りした今吉師の、「40cmオーバーでました!」の一声に、もやもやした気持ちで一杯の日々を過ごしていると、「JUNさん、新潟行きませんか?」と、今吉師からお誘いが!
しかし、ここの所金欠のワシ、「金入るまで待ってて・・・」という答えに、
「なに言ってるんですか、そんなものある時払いでいいですよ!」との仏様のようなお言葉m(__)m
今回、今吉師のお言葉に、甘えに甘え、ご一緒させていただくことに。

20:30横浜を出発、新潟の今吉師実家に到着したのは、AM2:00。
「JUNさん、未だ早いから家で仮眠しましょう!」

なんとワシたちが到着する前に、今吉師のおふくろさんが、ワシたちが仮眠をするために、布団を敷いていてくれた。
小一時間仮眠を取ることに。ありがたや、ありがたやm(__)m

AM4:00起床、餌を購入し、早速今吉師もMyポイントへ向かう。
しかし、この日の海は荒れ模様。テトラには波が打ち寄せ、釣り座はずぶ濡れ。

「この状態では無理ですねぇ。入ったこと無いですが違うところに行って見ますか!」
ワシにとっては初めての釣り場。見るポイントすべて釣れそうなポイントに見えてくる。

迷った挙句、北へ2kmほど離れた、最近できたという堤防に釣り座を構えることにした。

「実績は無いですが、いれば食うでしょう!」
ワシも同感で、見れば見るほどチヌも気配がプンプンしてくるポイントである。
先端にはサワラ狙いだろうか、ルアーマンが入っている。

AM5:00、早速仕掛けを作り、釣り開始!
この日ワシは久しく玉浮きでのフカセをやっていなかったので、初心に返って玉浮きを使用。
初めは探りを入れるため、00号の浮きで、ハリス1.5号1ヒロ、浮き止めなし、錘なしのゼロ釣方。
今吉師は、日本海ではセオリーの棒浮きでのフカセ。

ところが、1投目、2投目・・・あたりが無い、というより餌取りがない・・・
1時間が過ぎた頃、なにやら生体反応が・・・しかし針に乗らない。
痺れを切らし、早々仕掛けをチェンジ。
波気が有ったのと、が浅いので、2Bの浮きの底に板錘を貼り付け浮力を殺し、ハリスは1.5号一ヒロに、ガン球6号を均等に三箇所打った。

直江津の黒鯛「どーれ、気を取り直していきましょかー!」と、仕掛けを換えての第一投!
水面下に漂う浮きが、スーっと吸い込まれる!

「を!来たかー!」
そう、今年初の黒鯛君!これが又、やたら元気がよい!
無事玉網に収まったのは、38cm、腹が白子でパンパンになったオスのカイズ君
仕掛けを換えての第一投!してやったり!てな感じ!
その後、今吉師がちびソイ数匹を上げたところで後が続かず、AM8:30、一旦撤収。

釣行ビデオはこちら

夕マズメまでの間、一眠りを決め込むため、今吉師実家へ向かう。と、なんと、朝食の用意までできているでは有りませんか!
お礼に(?)釣り上げたばかりの黒鯛を刺身にして召し上がっていただきました。

まずは、今吉師のご両親にご挨拶。かわいらしい(失礼)気さくなお母様と、対照的に物静で優しそうなお父様。
今吉師の顔に似合わない(これまた失礼)優しい人格は、ここで育まれたのだと言う事が良く分かりました。
お袋の味を満喫し、又一眠り。んー、こんなに丁重に扱われたのは生まれて初めてじゃ!殿様になったようじゃ!

14:00に眠い目をこすりながら起き出し、釣りの準備を・・・と、ここでお昼ご飯!またまたご馳走になってしまいました。
昼を済ませ、ワシの「山も見たい」との要望に、今吉師に近くの山を案内していただきました。
いつも行く岩手の山と違い、新潟の山は優しい感じの山であった。今年初のウグイスの声。んー、のどかだ。

山を満喫し、本日の釣行第二部へ突入!
午前中うねりでは入れなかった今吉師のMyPointへ直行。だが、朝に比べ風が強い・・・
何とか入れそうな状況になったので、すかさず入釣!たまに波しぶきがかかるが何とかなるだろう・・・
「ザッパーン!」 ところが、思いのほか波が強いらしく、ワシの右側に入った今吉師の下半身ががずぶ濡れに!
ベストタイムなので、ワシのレインウエアのズボンで急を凌ぐ。(寒そうだったぞ!)

17:00頃まで粘ったが、状況は悪化する一方なので、風のよけられる朝のポイントに移動することにした。
入って直ぐ、餌取りの猛攻!相手はフグと海タナゴのようだ。今吉師もワシも、餌は取られるが針にかからない。

日も沈みはじめ、浮きが見えなくなってきたので仕掛けをチェンジ。
朝とは逆に、00号の浮きで、ハリス1.5号1ヒロ、浮き止めなし、錘なしのゼロ釣方に変える。
とまたしても仕掛けを換えての一投目!あわせを入れたと同時に激しく横走り!

カイズ「大アジか???」
暗い中何とか玉網に収まった。「アジにしては重いなぁ・・・」
と上げてみると、なんと29cmのカイズ!
「あんなに走る黒鯛はじめてみましたよ!」と、今吉師。ワシも右に同じ!
針を飲み込んでいたのに、後が続かない。おかしい・・・腕か?

20:00すっかり当たりが遠のき本日は撤収・・・
(横浜に戻ってからとんでもない情報が待ち受けているとは、この時は知る由も無い・・・)

再び今吉師の実家に戻り、またまた今度は夕食を・・・(いいのかなぁ、こんないい思いをして・・・)
と、思いながらも、腹がパンパンになるまでいただいてしまいました。たけのこご飯に、山菜のてんぷら、美味かったッス!

で、又一眠り・・・のはずが! 前回の今吉師同様、AM2:00に起きるつもりが、時計は9:00を回っていましたf^^;
と、あせりながら今吉ポイントへ。
しかし、早々やってみるものの餌が全く取られない。「大物が来ているのか?」と思うも、一向に当たりが無い。
時折、近くになにやらボラのようなものが回遊してくるのが目に見えた。
何投目かしていると、浮きを投げ仕掛けを張るため引き寄せた瞬間いきなりヒット!

「ボラか?」 しかしそれはボラではなかった。そう、日本海名物「サワラ」
目の前まで寄せたものの、1.5号のハリスはやつらの鋭い歯にあっという間にスッパリ切られてしまった。

「これじゃぁ釣りにならないねぇ・・・」
このポイントを諦め、南下。

18_point_2○○港(港の名前忘れた!)到着したのは9:00
ここの先端でお茶を濁そう・・・という訳でとりあえず仕掛けの準備。
先端で投げ釣りをしている御隠居に状況を確認。
シロギスを二十数匹釣り上げているらしいが、この釣果じゃまだまだ!と言う事だ。流石は新潟!
挨拶をし、隣に入らせていただいたが、ここでは二人ともフグフグフグ、そして又フグ・・・
直ぐに諦め手前のテトラ周りに移動。

先端に入るとき、同時に入った穴釣りのおじ様がなにやら活き締めをしているではありませんか!
見ると型の良いカサゴとソイ合わせて7匹!
すごいっすねぇ!と真似をしてみたが、時すでに遅し。
今吉師が20cmほどのカサゴを釣り上げたのみで、ワシには全く当たり無し・・・

コマセも餌もなくなったので12:00 今回の釣行は撤収!(名残惜しいが・・・)
再び今吉師実家に寄り、小一時間の昼寝&お食事!
帰りに今吉師実家で作った野菜、たけのこ、唐辛子などなどお土産をいただき帰路へ。

今回の釣行は、釣りがメインというよりは、今吉師の実家に遊びに行ったような、ものすごく充実した2日間を過ごしてきました。
ご迷惑でなければ、またおじゃまさせて頂きまーす!

で、帰ってから今吉師がHP観覧して見つけたらしいが、初日(5/17)、ワシたちが帰った後の21:30過ぎから、
黒鯛の45cm~54cmが爆釣してたらしい!!! しかも殆どが2桁安打! くやしいー!!!
又いつか行ってやるぅー!!!

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