鹿島港で伊勢海老ヒラマサ狙い 2004年10月2日、3日

9/30、台風後の沼津に行くつもりでいたら、昼間で寝過ごし断念。。。
夕刻MOWさんから連絡があり、50cm弱のイナダ”爆”情報が入る。

『やっぱり行けばよかったぁ~!』
後悔しつつ、悶々としていると、今吉師からMail。。。

『土曜の晩からAB退治に行きませんか?』
HARUさんと週末行くかも知れない事になっていたが、連絡が無いので仕事が忙しいのだろうと今吉師にOKの返事を出す。

10月2日の14時半、今吉師が迎えに来てもらい、準備を済ませ、鹿島に向かう。
今回は、今吉師・山吉師・そしてワシの三人での釣行。
ABの他にワシが餌でのヒラマサ、今吉師がアジ、投げでアナゴを狙い、朝方は最近お決まりのポイントでルアーでのマサ狙いと、出来る事は何でもやろうと言う欲張り釣行をすることにした。

17:30、鹿島の『アタック5』で、オキアミ、赤・青イソメを仕入れ、ポイントに向かう。
ポイントに近づくと、ものすごい台数の車が。。。
ざっと200台近くはあるだろうか・・・(@@;
車の数に一瞬たじろいだが、暗くなり帰る人もいるだろうと準備を整えポイントに。。。

久しぶりにこのMポイントに入ったが、これもネットの影響なのだろうか、堤防の内側に海老竿が等間隔に延々と並んでいる。
海老の数の何倍もあると思われる竿竿竿、そして又竿・・・
まるで都会のイルミネーション・・・
しばらく歩き、三人が入るに十分のスペースがあったのでポイントの状況を確認し荷物を降ろす。
そしてここは数年前、雨の中手を滑らせてABU6500cを竿ごと落としたポイント。。。
あのときの悔しさが頭を過ぎるが、『今日はそのリベンジ』と言う意味も含め一寸気合が入る。。。(笑)

仕掛けを準備していると、どこから来たのか非常識な釣り人に挨拶もなしに海老竿を三本も垂らされてしまった。

『何だよそこの穴狙っていたのに!』
やつがいる間、三人で他の穴を狙う。が、揚がるのはカニばかり・・・
今吉師は山吉師が仕掛けを取られる度に仕掛けチェンジで釣る暇も無い(苦笑)
相変わらず優しい今吉師ではあるが、だんだんその表情に曇りが・・・
(分かるぞ今さん!その気持ち~!)

しばらくすると、割り込んできたオヤジが、アタリが無かったのか移動した。
(どうやら下手側の釣り人だったらしい。声ぐらいかければ良いものを。。。)

その空いたポイントに仕掛けを投入。そして直ぐアタリが!
しかしカニ・・・(汗)
数投目、それらしいアタリが!
食い込むのをしばし待ち、一気に堤防から引き剥がす!

『エイッ!』 をぉ~!来た来たァ~!
間違い無く海老の引きが手元に伝わってくる!

『ビクビクビクンッ!』 『・・・』 あれっ???
巻き上げる途中でばらしてしまった・・・(涙)

山吉師を呼び、同じポイントに仕掛けを入れてもらう。
が、揚がるのはショウジンガニ。。。
その後ワシと山吉師に海老らしいアタリがあったが取り込みまで至らず、あたりもだんだん遠のいていく・・・
今吉師とワシは海老に飽きてきたので今吉氏がアジ、ワシがマサをやることにした。

今吉師はフカセで手前、ワシはカゴで沖目狙い。
はアジがいるポイントを探る為、底から始める事にした。
丁度その頃、先ほどの下手側の釣り人もカゴを始めだした。
それは良いのだが、かごをワシたちの目の前まで流してくる。。。
っと言うより、ただ投げているだけで、浮きの行方など見ていないのだろうか。。。
全く持って失礼であり、意味の無い釣り方である。

『おーい!引っ掛けちゃうぞー!』
声をかけたが聞こえていないのか仕掛けを回収する様子が無い。
一寸腹が立ったが、これ以上腹を立てても仕方が無いので仕掛けをかぶせるように投げ入れた。
毎回餌がとられる上、仕掛けが絡み気味で上がって来る。

を徐々に浅くし、二ヒロ半にして投入するとやっとアタリが出た。
揚がったのは23cm程度のアジ。
しばらくこので様子を見ると、すぐ又アタリが出て同サイズを追加。
下手側の釣り人がワシが釣ったのを聞いて、今度はこちら側に投入してくる。

正直言ってアジなどちゃんとを計って釣れば回遊してくるのでどこでも釣れる。
人が釣れた所に仕掛けを流すなど、はっきり言って愚人のする事である。

そんな釣り方では、何をやってもまともに魚の釣れる釣り人にはなり得ないだろう。
フカセ釣りでもそうだが、常に隣の釣り人に注意を払うべきだ。
最近そんな事も出来ない愚人似非釣り師が非常に多い!

こんなの『暗黙の了解』であり、全国的な基本マナーだからね!
愚人は相手にしても仕方が無いので、今吉師にを教える。
しかしアタリがパッタリ止まり餌も残ってくる。

『もしかして大物が近くに???』
しばしそのをキープするが無反応。
コマセが効いてが上がったのか?
それとも隣の釣り人のが浅すぎて魚が散ったのか?

ためしにを浅くするとすぐさまにアタリ。
この後が三ヒロ半から二ヒロの間でかなり変動する。
隣の釣り人も、ようやくこちらまで流すのを止めたようだ。

実はあまりにも酷いので、隣の釣り人の浮きの潮下2m以内に毎回ピンポイントで投入してワシだけ魚を掛けているのでヤツらも少しは遠慮を覚えたようだ。
ワシ、キャスティングコントロールはかなり自信ありますのよン!(笑)
この後もを調整しながら、アジのあたりが続く。

が、ヒラマサも意識していたので、アジには少々大きめな針だったようで、アタリは有れどなかなか針に掛からない。
帯に短しタスキに長し・・・
マサには小さいけど、アジには大きかったらしい。
この後それが災いして悲劇が・・・

しばらくしてアジのアタリが止まりしばし沈黙。。。
ハリスが痛んできたので交換し再投入。

このときの仕掛けは、当サイトで紹介しているヒラマサ仕掛けで、ハリス:フロロ5号1ヒロ半(元部分半ヒロほど2本撚り)針:チヌ4号の2本針仕掛けである。
70cm程度のヒラマサならこれで十分である。

地元の人たちはやり取りを楽にする為8号ハリスを使用している人が多い。
仕掛けを換えての一投目、いきなり浮きが『ズコーン!』 そして『ギューン!』

『をぉ~!来たかぁ~!!!』

っと、次の瞬間『スコーン!』と言う音はしなかったが、いきなりすっぽ抜け・・・
針が小さすぎたため、すっぽ抜けてしまったようだ・・・(涙)

10秒ほどの出来事であった・・・が、間違いなくヒラマサの引きであった。
残念がる間もなく再投入!

っと所が、気合が入りすぎたのか、今度は発泡浮きの止め具が破損し浮きだけどこかへ飛んでいってしまった。。。(哀;)
慌てて浮きを換え投入したが、今度は今まで南東だった風が急に北東の強い風に変わった。
そしてポツリポツリと雨が・・・

『今さん、どうする?山ちゃんも寒そうだけど・・・』
そう今吉師と話しているうちに、いきなり雨が強く振って来た!

『撤収~!』

AM3:00、ずぶ濡れになりながら、撤収を余儀なくされた・・・

『畜生!これからと言う時に!』
車に戻り雨が止むのをしばし待ったが、雨は止む所か強まってきた。
波も高くなり、消波ブロックにぶつかる波が時折道路まで降り注ぐ。。。
みなと公園やポートラジオも見に行ったが、風が強すぎてレインウエアが無い限り釣り所ではないと判断し、AM5:00、泣く泣く帰宅する事にした。

今回の釣果(画像無し)
アジ:23~26cm×7匹
っと、納得いかない釣果に終わってしまった。

しかも自宅に到着後気付いたのだが玉網の枠を忘れてきたらしい・・・
暗い中、びしょ濡れになり慌てていたせいで忘れたのだろう・・・ショック!!!

今吉師も、これで3回連続雨に祟られているそうで、非常に悔しがっていた。。。
次回こそは、まともな天気の中バラシ無しを達成したい物だ・・・

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