鹿島港で黒鯛、シマアジ釣り 2003年9月15日
|長引いた風邪もやっと治り、一月振りに釣りに行くことにした。今回はY子と二人での釣行。
世間では『ラブラブ釣行』などと言う人も居ますが、その真相を知るのはワシただ一人。。。
皆様が想像しているようなものでは決して無いのです。。。
と、無駄話はこのあたりにしておいて、今回の行き先は鹿島港ポートラジオ。本当は台風が直撃した直後を狙っていたのだが、
今回の台風14号はワシの期待を裏切り日本海に抜けてしまった。
まぁ、行けば何か釣れるだろうとAM2:00、横浜を後にした。(本当はシマアジを狙っていたのだが。。。)
餌を購入し、現地に到着したのはAM4:30
3連休最後の日ということもあり、MYポイントはすでに先客が入っている。
船着場の左側が開いているので、早速荷物を下ろし場所を確保。
ワシたちのすぐ後に来た方も入りたそうではあったのだが、ここは先着順と言うことでご勘弁いただく。
あたりを見渡すと、早朝にもかかわらず、ポートラジオ全体で30人以上は釣り人が竿を出している。
Y子が暇そうにしているので、先にY子の仕掛けを準備。(なんだかんだ言いつつも俺って結構優しいじゃん)
多少餌が溶けてきたので早速Y子が仕掛けを投入。もぞもぞしたアタリに思いっきり合わせを入くれるY子。
釣れたのは『ハゼ』の仲間と思われるが正式名称は不明。
とりあえず本日初ヒットなので記念撮影。。。
って、こんなの掲載するからばぶさんに突っ込まれるのか。。。
この後、ワシも参加し二人で思い思いに攻めるが、棚を変えても餌すら取られない。
隣の団子師も同じ状態のようだ。
AM6:00頃、隣の団子師に30cm強のマコガレイがヒット。この時ワシは、あまりにも当たりが無いのでジグに変更。
いつもならこの時間、カンパチが廻って来る頃なので、ロッドを振る手にも若干(かなり?)気合が入る。
ワシがジグを数投したところで
Y子「JUNさん何か掛かった!!!」
JUN 「ありゃ?この引きは青物じゃないの??? 慌てないでいいから!落ち着いて!」
初めての青物の引きに、必死の形相で耐えるY子。数回の突込みを何とかかわし、魚体が水面に現れた。
JUN「おお!カンパチじゃん!」
ワシが一度目の玉網入れを失敗し、パニック状態に陥るY子。
何とかY子を落ち着かせ、魚を浮かせて空気を吸わせるよう指示。
Y子 「やったー!!!おかずができたぁー!!!」
近くに居た釣り人が微笑みながら(いや、爆笑しながら)
Y子の戦利品を見に集まってきた。(一寸恥ずかしかったぞ!)
我思う。きっとこの魚は俺のジグを追いかけてきてY子の餌に食いついてしまったのだ。。。
ほんの少し(いや、かなり)悔しかったけど、Y子のはしゃぎ様を見ていると…
(やっぱ俺、優しいんだよ。今さん程じゃぁ無いけど。)
Y子がフカセで釣ったのを見て、この後ワシもフカセに変更(ほんと、今年はポリシーってものが全くない)
が、餌取りすらない。。。団子に換えても同じ状況。この時時間は7:00 を回っていたと思う。
いつもならコマセを撒くと小メジナが水面を真っ黒に覆うほど沸いてくるのに、この日は小魚の影すら見えない。
ん~、おかしい。この時ワシの頭に不吉な予感が。。。
「今日はだめかも。。。」そう思いつつも、1ヶ月振りに来たので「何とか一匹」の思いを胸に一投一投丁寧に投入を続けた。
しかしその思いも届かず、12:00潮も止まっているようだし、『アサリが取れる』と言う話も聞いていたので、中堤防の付け根にあさり採りに向かった。
道具を持っていなかったので素手で辺りを掘り始めたが、カキの殻が結構鋭く手を数箇所切ってしまった。
で、痛い思いをしながら取れたのは4cmほどの小さなアサリがたったの4つ。。。
話にならん!とアサリを諦めることにした。するとあさり採り専門で来た人が居たので採りかたを見ていると、スコップで縦横無尽に掘って、それをザルで漉していた。
なーるほど!あれならば手を怪我しないし、たくさん取れるよね!って、まさに漁師ですな!
やはり茨城の人はすごい! (と言うワシも、茨城生まれの茨城育ちですが。。。f^^;)
14:00
通年なら鹿島ではこの時間にシマアジが回遊してくるので、気を取り直し『一発逆転』を狙い気合を入れる。
一投、そして又一投。。。時間だけが過ぎていく。。。
相変わらず餌は全く取られない。。。
いったいどうしちまったんだぁ!!!!!
今もこの釣行記書いていて、あの悲惨な現状が頭をよぎる。。。
あぁ。。。もうこれ以上文章が思いつかない。。。俺もうだめ。。。。。。。。。。。プシュゥー・・・☆/(x_x)
てな訳で、この日ワシたちの周りで魚を確認できたのは、隣の団子師のマコガレイ&ボラ、Y子のショゴだけでした。
このような日にショゴを釣り上げたY子には拍手を送ろう。
はぁ。。。