自動膨張式ライフジャケットのボンベ交換
|先日の釣りの時、Y子も連れて行くので準備をしていたら、Y子用の自動膨張式ライフジャケットが膨らんでいて・・・
多分以前に釣りから帰って水洗いした時に、センサー部分に水をかけてしまったのかなぁと・・・(苦笑)
まぁ、このライジャケのガスボンベは交換してから5年は経過しているので、丁度良かったのかな?
因みに船の法定点検時は5年に一度のチェックですが、メーカーは年に一度のボンベ交換を推奨してます。
まぁ、取り外してみてボンベ外観に傷が無いか、センサー本体に異常はないかを調べて、気になった時にボンベの重さをはかるようにすると良いですよ。
LG-1タイプのボンベだと、通常150グラム(内容量33g)が標準です。
年数が経ってこれより軽くなっていれば、中身も劣化しているって事で交換時期も分かるので。
また、2018年2月1日より、全ての小型船舶(要免許の)では、国土交通省が認定した「桜マーク(型式承認試験及び検定への合格印)の有るライフジャケット」の装着が義務化されます。
違反すると6ヶ月の免停です(汗)
全ての海域をカバーするのは、桜マークのA型で、ここで説明しているLG-1型は全海域をカバーしています。
ご自身のライジャケは桜マーク付きか否か、また何型かを確認しておくと良いですね。
詳しくはこちらの国土交通省のページへ。
てなわけでガスボンベとセンサーを交換する事となりましたので、ついでに自動膨張式ライジャケのボンベ交換手順を掲載しますw
説明で使用しているライジャケは、株式会社オーシャンライフのLG-1型と言う自動膨張式のベストタイプです。
他メーカーの自動膨張式のフローティングベストやウエストポーチタイプのフローターでも手順は殆ど一緒です。
使用した交換ボンベセットは、自動膨張式ライフジャケット 交換用ボンベ 対応体重200Kg(現在欠品中)です。
LG-1型用ではありませんが、送料無料ってのと安いってのが魅力だったのでw
センサー本体が同じ型だし、問題なく取り付けられたので動作も問題ないでしょう。
あと、オーシャンライフの専用ボンベは内容量が33グラムに対し、こちらは38グラム。
ダッシュ島採用モデルだそうですよ(笑)
交換ボンベは下記が純正品と同等の物になります
何れにしてもY子用に買ったこのフローティングベストは買い替え必須ですな。
純正ボンベが2015年が最終製造らしいので今回は緊急用って事でw
動画でも作ったので、動画の方が分かりやすい方はこちらをどうぞ!
国土交通省認定の自動膨張式ライフジャケットのボンベを交換をしたら大変な事に!!!
5年近くボンベの交換をしていなかった自動膨張式のライフジャケットのボンベを交換しました。
メーカー推奨は年に一度の交換となってますw
で、交換する前に湯船につかって膨張テストをしたら、なんと大変な事が!!!
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ライジャケ内のエア抜き
ライジャケの左右どちらかに、エアーベントのパイプが付いていると思います。
これは空気が足りない時に口で空気を送り込むために付いているものです。
ここにはエアーの逆流防止弁が付いています。
エアーベントパイプの黒いキャップを外すと、中に十字型のパーツが見えると思います。
色や形はメーカーにより異なります。
ボールペンなどでエアー逆流防止弁を押しながら空気を抜きます。
この時中に入っている空気は出来る限りしっかり抜いてください。
空気が完全に抜けないまま畳むと、畳み切れなかったりしますので。
カートリッジの取り外し
カートリッジとガスボンベは、時計の反対周りに回すと外れます。
外した後、自動膨張装置本体とカートリッジは、真水できれいに洗って乾燥させます。
塩分などが付着していると、動作不良を起こす場合が有るのできれいに洗い流しましょう。
センサー部分
画像は自動膨張式ライジャケのセンサー部分を裏側から見た物です。
白い固形物が中に注入して有り、これが水に浸かる事で白い個体が溶けロックが解除され、センサーカートリッジ内の心棒がバネで押され、ピンがボンベに突き刺さり穴を空けると言う単純な仕組みです。
ですのでライジャケを洗う時にこの部分を濡らすとガスが出てきちゃいますw
センサーの交換
画像一番左のセンサーカートリッジ以外は新品を使います。
センサーをカートリッジの心棒に取り付けます。
取り付けると言うよりは、棒の上に乗せるって感じです。
センサーは上下の向きが有るので注意してください。
白い固形物が見える側が棒側の面(下)です。
自動膨張装置本体に、固定ピンを取り付けます。
このピンは、自動に膨らまない時に手動で膨らませる時の為のレバーを固定するための物です。
センサーを取り付けたら、本体の溝に合わせて取り付けます。
取り付けたら矢印部分を確認します。
この部分が出ていれば正常に取り付けられた状態です。
最後にガスボンベを取り付けます。
出来ればゴムパッキンも取り換えると良いのですが、このパッキンは純正の交換セットにしかついていないみたいです。
まぁ、見た限り今回は大丈夫そうなので、パッキンは交換していません。
後は折りたためば完成です。
まぁ、そんなに難しくない、つうか簡単でしょ?
少なくともこの手のライジャケのボンベは、5年に1度は交換した方が良いです。
ってまぁ、今時この手のライジャケは安いので本体ごと買い替えてしまった方が良いのかもしれませんが・・・
ボンベ交換の方が少しでも安く上がるので良いのではないかとf^^;