西和賀の某沢で岩魚の数は出たが… 2012年6月12日
|和賀川水系釣行3日目
この日も7時半に沢内銀河高原ホテルの朝食をとり前日と同じくのんびりしてからチェックアウトを済ませて出発。
今夜の宿は、湯川温泉 四季彩の宿 ふる里。宿に向う途中の支流で竿を出すことにして、先ずは前日先行者がいたために入れなかった高下川に向う。しかし、ワシ等が出るのが遅い為既に先行者の車が…f^^;
つうか、平日だと言うのにこの川には毎日釣り人が入っているようだ。そりゃぁ魚が釣れなくなったと皆言うわけだわなぁ。
と言うより、ワシが和賀川水系に来た当初の二十数年前から高下川は釣れないと言う、変な意味で有名な川だからなぁf^^;
てな訳で、数が出ることは知っているのだが大物が昔から釣れない支流で遊んでから宿に向う事にした。
この日は少し気温が低く、上着無しでは肌寒い。
フライにはチョッと分が悪いかと思いつつも、毎度の如くY子が先行。
思ったとおりフライには反応が鈍く、中には食い気の有るヤツもいるのだが中々フッキングせずにY子もすこし苛ついているようだf^^;
しかし本人曰く、釣れなくても魚がいることが分かれば楽しいのだとか。
顔を見る限りそうは見えなかったのだが…(笑)
何はともあれ、1匹釣るまでは先行させる事にした。
魚はいるが中々口を使ってくれないのでY子なりに試行錯誤をしながら釣り上がるとようやくヒット!
本当は嬉しいはずなのに、心なしか顔が引きつっているような…(笑)
何はともあれ1匹釣れたので今度はワシの番!
Y子が釣っている間、ワシは川虫獲りに専念していたので、明日の分までの餌が確保出来たので心置きなくチビイワナと戯れる事にした。
やはりこの日は気温が低いせいか、川虫に反応が良いようである。
Y子にニンフ(オニチョロを模した沈むフライ)を使うようにアドバイスをしたのだが、どうしてもドライフライでの水面で魚が飛びつく姿が見たいらしくニンフには手を出さないf^^;
頑なまでにドライフライに拘るY子を暫く先行させ、ワシは少し離れてY子が流した後を釣りあがる事にした。結局この川で15時過ぎまで遊び、餌では最大24cmで20匹以上、フライではアタックはかなり有ったが3匹と、かなり差が付いてしまったf^^;
しかしそれはそれ。
違う釣り方で釣りをすると色々な事が分かるので、渓流でのY子とワシは、ある意味良いパートナーなのかもしれない。
この日は昼飯も食わずに食い渋るチビイワナに夢中になってしまい(特にY子がf^^;)、腹が減ったのでそのまま宿に直行!
湯川温泉 四季彩の宿 ふる里は、 以前に釣友のイマキチ君が彼女と一緒に泊まった事が有る所で、元料理人の彼女の評判がかなり良かったので気になっていた宿である。
宿に着いて先ずは温泉へ(笑)
泉質もかなり良く疲れも取れる。
ワシが今までこの辺りで入った温泉の中では一番泉質が良い。その上露天風呂から見える目の前の川には尺まではないがソコソコ良型の岩魚まで泳いでいる。風呂から竿を出せば釣れそうなのだが…(笑)
そしてお待ちかねの夕食の時間!料理の一品一品の完成度が非常に高く、繊細で素材の味を生かした調理が全てに成されていた。
今年は年間券を購入したので、何とか仕事の都合を付けて秋口にもまた来る予定なのだが、この宿にはまた秋口に泊まろうと思う。やっぱ食事が良いと心が癒されるからねぇ(笑)
料理の記事はそのうちY子が自分の食べ歩きサイトにアップするんじゃないかな?
因みに、普段化学調味料を多量に摂取していたり、味の濃いものばかり食べている方は出汁の味や素材の味を分からない方が多いので、この宿の料理は向かないと思う。楽天の口コミに酷評書いている方がいたが、その方は多分そう言う方なんじゃないかねぇ。
多分そう言う方は、化学調味料がタップリ入った中華料理の方が美味しく感じるんだろうなぁf^^;
ワシは1万円程度で源泉掛け流しの温泉と宿泊までついてのあの料理なら文句のつけようが無いと思うのだが。
【JUNタックル】
竿 : ダイワ VS琥珀 中硬硬 61MJ
ハリス : サンライン パワード渓流VIP 0.4号
ガンダマ : ヤマワ ゴム張ガン玉 B
針 : オーナー OH イワナ 8号
付け餌 : オニチョロ
仕掛け : 渓流ちょうちん仕掛けを参照してください
【Y子タックル】
竿 : シマノ テクニカルゲーム 翠隼 ZI S中硬 55
フック : #14、#16
フライ : エルクヘアカディス
仕掛け : Y子ポチャン釣り仕掛けを参照してください