岩手で春の渓流釣り最終日  2010年6月5日

結局今回の渓流釣りは、初日から最後までダラダラと過ごすf^^;
朝から温泉に入り部屋でダラダラ…
「そう言えば今日が誕生日だったな!オメデトウ!」昨夜食いきれなかったケーキでY子の誕生日を祝う(笑)
で、ケーキを食べて今度は朝食(って、どれだけ食うんじゃ!)朝食の後は再び部屋でダラダラしながら予定を立てる。
結局ダラダラしすぎて沢内銀河高原ホテル(旧ホテル森の風アネックス沢内銀河高原)を後にしたのは9時過ぎ(苦笑)
この日は初日に入った川沿いにワラビが生えていたのを思い出し、ワラビを採取しながら初日に釣ったイワナは自宅用にして、鮮度の良いものを タケさん宅のお土産にする為に初日に入った川へ向かう事にした。

和賀川水系某沢林道を走りながら、釣り人が居たらタケさんには申し訳ないが釣りは諦め初日に釣った魚をお土産にしようと思っていたが、 予想に反して車は一台も無い。
土曜日だから絶対に数台は入っていると思ったのだが、やはり途中の倒木で道がふさがれているのでその影響かもしれない。
とりあえずワラビポイントに向かったが時既に遅し…
ワラビは根こそぎ採られた後だった(汗)
幸い釣り人は居ないので、ここはタケさん宅のお土産確保に専念する事にした(笑)
初日からの晴天続きもこの日で終わり。朝から岩手全域で雷注意報( ̄□|!!
急いで釣りの準備をして川に入る。

和賀川水系某沢で岩魚ゲットこの日はあくまでもお土産確保なので、車を止めた場所から初日に入渓した場所までの短い区間のみをやる事にした。距離にして500m程だろうか。
毎度のようにY子に先に釣りあがらせ、その間にワシは川虫の採集。
オニチョロとクロカワムシ、キンパクの三種類を初日から使い分けているが、今回の釣行ではオニチョロがどこの川でも食いが良かったので、 オニチョロのみを採集した。
特にこの川に生息しているオニチョロは他の川よりも生育が早いらしく、大きいものが多かった。
「大きい魚は大きな餌!」と勝手な思い込みで大き目の物のみを採取。
しかしこの日もドライフライ(エルクヘアカディス)の方が大型にはウケが良かったらしく、ワシに掛かるのはこのサイズ…
Y子には順調に9寸強が飛び出てくる(悔;)
と言うより、今回は短い区間にもかかわらず、どの川でも岩魚が居そうなポイントには必ず魚がいる。 来た日が良かったのか腕が良いのか…多分来たタイミングが良かっただけなんだろうけどね(苦笑)
しばし釣りあがると遠くの方で雷鳴が…( ̄□|!!
たった500m程の区間なのに、のんびりとやりすぎているのでペースアップするようY子に言ったのだが…
「だって、魚が居るんだもん!!!」
と、相変わらず丁寧すぎるほどフライを流している(汗)

暢気に竿を出しているY子を戒めてか、だんだん雷鳴が近づいてきた。
「川の女神様が釣りすぎだと怒ってるんだよ!そろそろ引き揚げるぞ!」
とりあえず9寸程度のイワナをお土産用にキープ。
ワシがキープした魚の腹を出している最中、Y子は手伝いもせず釣りをして1匹追加(苦笑)
キープしたのは13匹だったので、リリースしたのを含めると500mと言う短い区間で20匹以上を釣った事になる。本気で上までやってたらもっと釣れたんだろうけど、乱獲しちゃうと魚がいなくなっちゃうからねf^^;

釣り終わって引き返す途中、近くで雷鳴と共に雨も降ってきたので慌てて引き返そうとしたら道端でワラビを発見!丁度美味しそうなサイズだったので、山の女神様に「もうチョッとお土産下さいね!」とお願いしてワラビ採集(笑)
女神様への願いが通じたのかワラビ採集の間だけ雨が止み、そこそこ採集した所で再び雨が強まる。
「もうこれ以上採るなって事ですな」
一家庭分には十二分なワラビを確保したので急いで車に戻るのであった。
あなゆっこ冷えた体を温めるため、和賀郡湯田町耳取49-2-137に有る穴ゆっこに立ち寄る。
昔この近辺には鉱山(金山)が有ったそうで、鉱山の洞窟(坑道)を模した温泉を作ったらしい。
ワシは温泉マニアではないので泉質とかは詳しく知らないが、入湯料が250円でシャンプーとボディーソープも有ってかなりの割安感!温泉も内風呂・露天風呂・洞窟風呂が有り、とてもきれいで清潔感のある温泉であった。
露天風呂から望む雨の錦秋湖と新緑もなかなか乙なものである。


大きな地図でレストハウスゆのさわを表示

と言うわけで、いつもの中央食堂さんへ向かう。
途中、Y子が職場へのお土産を買い忘れたと言うので、湯田スキー場に有るレストハウスゆのさわに立ち寄ってみた。
中へ入ると地元のおっちゃんが話しかけてくる。
今年で75歳になった直ぐ目の前にお住まいの方だそうで、山菜の食べ方や美味しい山菜の見分け方を丁寧に教えてくださった。 横浜育ちのY子には何を言っているか一言も理解できなかったらしいが、茨城生まれの田舎育ちのワシには8割は理解できた(笑)
かなり酔っ払ってたみたいなので100%地元訛りだったからなf^^;
てなわけで、お土産だけを買うつもりが自宅用の食材まで買い込む事となった(笑)

ワシの買い物は沢内銀河高原ホテル(旧 ホテル森の風アネックス 沢内銀河高原) で全て済ませていたのだが、一人暮らしのコジマさんに良さそうなお土産を見つけたので購入。買い物を済ませ中央食堂で食事をとり、ご主人と岩手の山にお別れをして帰路へ付いた。
思い起こせば今回はかなりのんびりした釣行で、釣りをしに来たのか温泉に入りに来たのか分からない程(笑)
しかし十二分に釣りも山菜採りも堪能できたので、たまにはこういう釣りも良いと思った。
そう言えば岩手に渓流釣りに来て、テント生活をしなかったのは今回が初めてだな。ワシの年齢になると今回の釣行が体力的にも良いのかもねf^^;
今度はいつ岩手に行けるだろう…秋のきのこの時期も楽しいんだよなぁ…

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Optionally add an image (JPEG only)