岩手県和賀川水系の岩魚釣り3日目 2008年5月29日
|前夜から明け方にかけての雨で気温はかなり低くなり、テントの中も一段と気温が低くなり夜中に目が覚める。
久しぶりのテント生活のためフライシートを忘れてきたのが災いし、余計に寒さがしみる…
仕方無しに前室にランタンを置きランタンの熱で暖を取り就寝した。
初日に泊まった旅館の女将の話によると、24日までは暖かかったそうだが、ワシらが来た日からいきなり気温が下がったそうだ(汗)
いつもなら今の時期は寒くて起きるほどではないのだが…
フライシートを忘れてきた自分を呪う…(苦笑)
明け方、鳥の声と虫の声に目を覚まし、テントを出ようとすると…
前室に珍客発見!
ランタンで暖められた前室が気に入ったのか、セミがチョコンととまっていた。(多分ハルゼミ)
寝ぼけているのか動こうとしないので簡単に捕まる(笑)
記念撮影をした後、元気良く森に飛び立って行った。
この日はテント前から始め堰堤までやることにした。
いつものようにY子に先行させ、ワシは餌の採取に精を出す(笑)
餌を採取していると、辺りにコカゲロウが結構飛んでいるのを目にした。
Y子にCDCダンを使うように言いに行こうとしたら…
ちなみにCDCダンも見辛いから嫌いだとか…(滝汗)
まぁ、エルクヘアカディスのみで毎回釣っているのでそれでも良いかf^^;
ようは、魚が居る所にちゃんと流せれば、どんなフライを使おうが魚が釣れる川だという事で(笑)
そう言えば余計な事になるが…
岩手に旅立つ前に、小物をそろえる為あちこちの釣具屋で買い物したのだが…
ワシが横浜西口のJS屋でガンダマとミミズを購入している間、Y子にSスイでリフレッシャーを先に見に行くよう頼んでおいた時の事なのだが、あそこの店員は相変わらず態度悪いし頭でっかちですなぁ…
女性客が何を買おうか迷っているというのに、店員同士でフライ談義に夢中…
しかも内容は『○○を釣るには○○じゃ無いと素人には絶対釣れませんよねぇ!』とか、自分達の思い込みで決め付けているようなくだらない内容を、ワシらにわざと聞こえるようにデカイ声で話していたのを思い出した。(つうか、お前がプロなの?)
まともな釣りをしたことが無いヤツのセリフだな。
まぁ、ここの店員は昔からこんなのばっかりだから滅多に行かないのだが…
自分達のくだらない会話をするよりも、もう少し客に目を向けてもらいたいものである。。。
っと、釣具屋の文句になってしまったが、そんなことはどうでも良いわけで…(じゃ、書くなって(汗))
その後も順調に釣りあがり、チビイワナからキープサイズまで、良そうな所には元気良く魚が飛びついてきてくれた。
テン場から堰堤まではそんなに距離は無いのだが、Y子の体力温存と魚が結構居たおかげで、かなりゆっくりしたペース。
おかげでワシ自身も全く疲れることなく釣が出来ましたがf^^;
この歳になるとこのぐらいの釣行スピードがちょうど良いのかも知れない(苦笑)
というわけで、この日は28cm前後を7匹頂いて釣行終了とした。
釣行を終え、テントを片付け温泉に入りに行く。
この日はほっとゆだ駅内にある温泉に入りに行くことにした。
ここももう十数年利用しているのだが、駅の建物の中にある温泉で、温泉内には信号機が設置されていて電車の到着に合わせ、信号の色が赤青黄と変わるという、ユニークな温泉である。
温泉に浸かっていると、女風呂の方から賑やかな声がする…
声の主は間違いなくY子
地元のおばさんたちと盛り上がっているようである(苦笑)
温泉に入ってマタ~リとしてしまったので、この日の夕食は湯田町温泉街の道路沿いにある中央食堂で済ませることにした。
和賀川水系に釣りに来るときは毎回ここでお世話になっている。
しかも前回の釣行時に、店主から湧き水をたっぷり頂いてしまったので、そのお礼も兼ねて食事をしに行った。
地方で横浜土産と言って解りやすいものと考え、ハトサブレ(鎌倉だけどねf^^;)を手土産に店に入る。
女将さんに手土産を手渡すと、『横浜から来たの?』となかなか思い出してくれなかったが、ハトサブレは地方に行くとやはり横浜土産なのだと再認識した(笑)
店主は直ぐに思い出してくれた見たいで、『今日も湧き水もって行くかい?』と、ニコニコしながら言ってくれたが、翌日も中央食堂で夕飯を食おうと思っていたので、ずうずうしくも『明日又来ますので宜しければその時に!』と。。。f^^;
この日頼んだのはギョウジャニンニクラーメン・ギョウジャニンニク餃子・ピリカラチャーハンなどなど。サービスでワラビのおひたしを出していただいた。
ワラビは湯田町ブランドが有るほど有名で、太くてやわらかくとても美味い。それにしてもこの店はどれを食っても美味い!
腹が減っていたので、物の数分で全てを食いつくし、しばしマタ~リしていると常連さんらしきおじさんが入ってきた。
おじさんに声をかけられ、川の状況や山菜の状況を詳しく教えていただいた。
やはり今年は気候がおかしいらしく、いつもより1月近く早かったらしい。
店主と常連さんにご挨拶し、今夜のテン場である川に向かう。