和賀川水系の岩魚釣り3日目 2004年5月15日

大荒沢釣行3日目
この日もなんだかんだと起きたのは7:00過ぎ(汗)

土曜日なのでどこに行っても人が入っているだろうと予想し、馬鹿にして人があまり入らない沢の堰堤間をやる事にした。

ここのポイントも前日誰か入ったのかめぼしいポイントでは魚は食ってこない。
フライポチャン釣りのY子もかなり苦戦している。
ワシは仕掛けを思いっきり短くし、普通の人が出来そうも無いポイントを狙ってみる。

イワナを取り込むJUNやはりそのような所には魚が付いているようで、立て続けに良型が出てくる。
堰堤下の右側もブッシュが生い茂り、Y子では無理そうなのでやらせてもらった。
ここでも良型をGET

 

大荒沢のY子本来なら堰堤の下で終わろうと思ったが、Y子が上を見てみたいとの事なので堰堤の上に入る。
実はこの堰堤の上からは、ホテルが遊歩道を作るために護岸工事をしてしまったため、魚はいるのだが全くつまらない所になってしまったのだ。
なのでワシもホテルが建って以降ここの上には行っていない。

案の定、川沿いに道が出来ており、これを見たY子はとてもがっかりした模様。
イワナ川が良い川だけに非常に胸が痛い。

魚がいるのは分かるが、とても釣りをする気分になれないので撤収。
針を飲まれてしまった20cmと、その他3匹を夕食のためキープ。

この後まだ時間があるため、Y子のリクエストで初日にやった川に移動することにした。
この沢の光景を目にし、よほどのショックだった様だ。。。

川の林道を走っていると山菜採りの車、釣り人の車がやたらと多いのが気になる。
初日の入渓ポイント近くで、なんと「八王子ナンバー」のジムニーとすれ違う。
たった今釣りからあがった模様。。。
しかも4人も乗っているし。。。
Y子はかなりがっかりしている。

JUN「大丈夫だよ!東京から来たんだからまともに魚釣ってないよ!」
Y子「自分だって横浜から来てるじゃない!」
JUN「オラは茨城人だっぺ!」
Y子「こんなときだけ田舎者になるのやめなさい!」

等と、一応(?)励ましの言葉&ジョークを入れ、魚が残っている事を願い入渓。

和賀川支流ここではY子に釣ってもらおうとワシは竿を出さずにいた。
そして、Y子の一投目から良型岩魚がヒット!
いきなりのヒットでY子も大喜び!
大荒沢の不機嫌も吹っ飛んだようだ(げんきんな奴め!)

JUN「やっぱ東京の人、4人もいてみんな下手だったんだよ!」

この後も心地よい程にあたりが続く。

チビイワナワシもそれを見て安心し竿を出す。
がワシに掛かるのはちび岩魚・・・
フライの方がでかい岩魚にアピールするようだ。

しばらく行くと山菜採りのおじさんに出会った。
上の方はやはり先ほどの東京組がジャボジャボと歩いていたらしい。

山菜も若い芽まで根こそぎ採って行ったとの事。。。
又ここにきて悲しい事実を知らされるとは・・・

お土産山菜採りのおじさんに別れを告げ、もう少し上まで上がり納竿することにした。
ここから上も魚は釣れたが時間があまり無いので途中で終了。
小さいけど針を飲まれてしまった物はお持ち帰りする事にした。
(腕がよければ飲まれないんだけど・・・f^^;)

 

和賀川の支流帰り道、途中にウドがたくさん捨ててあった。
採り過ぎて重くなったため捨てていったのであろう・・・

山菜取りのおじさんの言っていた事が頭をよぎる。
こんな所に捨てていくなら最初から採らなければ良い物を・・・

決め付けはよくないが、こんな事をするのは大体にして都会人である。
自己満足のためだけに大自然の中に身を投じ無駄な殺生をするなら釣りなどやめてしまえ!

その前に、カッコつけて「アウトドア」などと言う言葉を口にするな!
山だけではなく、このことは海でも言えることであるが、近年自分の事のみしか考えない釣り人(人間)が多すぎる!
自分で出したごみは持ち帰れ!無駄な殺生はするな!

毒魚だろうと要らない魚だろうと、釣り上げて持ち帰らないなら責任を持って元いた場所に返してやれ!

生きる物として最低のマナーではないだろうか?
釣りとしては楽しめたが、最後の最後に嫌な思いをさせられてしまった。

都会のアングラー達よ!釣り以外にも、もっと脳みそを使う事を覚えなさい!

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