走水でレンタルボートのアジ釣り 2003年11月22日

今回は、腰を痛めてからの久しぶりの釣行。
本来は新潟に行くつもりであったが、日本海側の天気が良くない為、近場に行くことにした。

やまみつボート今吉師とどこに行くか散々迷った挙句、「走水でボートに乗ろう」 と言うことで、『やまみつボート店』 にお世話になることにした。

前日に今吉氏がTELで店主に確認した所、
「風が強くなりそうなので、当日にならないと分からない」
とのことだったが、天気予報では風が弱くなりそうなので、とりあえず現地に向かうことにした。

やまみつボート店TEL = 0468-42-1875

受付時間の 6:30 現地に到着。
結構波気もあるが何とか出せそうだとの事で、乗船準備をする。

苦しそうにボートを漕ぐ今回ボートの漕ぎ手は今吉師にお任せすることにした。と言うのも、腰がやっと治ったばかりなので、今吉師が私に気を使って自分から進んで漕ぎ手になってくれた。

しかし今回のポイントは前回の『我入道』と違い、かなりの距離がある。

見よ!今吉師のこの悲痛な表情。

実際行き帰りのボート漕ぎで、手に肉刺が出来、それが潰れるほどであった。
ボートでの釣りには軍手が必須アイテムであることを学習した。

水深20mほどのところにアジのポイントがあると言うことで、そのポイントに到着。

走水沖到着したときはさほどでもなかった波が結構高くなり始めた。
が、今回は不思議と船酔いもせず、早速仕掛けをおろす。
30分、1時間と時は流れ、竿には未だに反応が無い。
しかも風が強くなり、アンカーも効かずどんどん船は流されていく。。。
海苔に常連らしい釣り人がいるのでその辺りまでボートを動かすことにした。
理由は、その常連氏たちのボートが全く潮に流されなかったのでそこならゆっくり釣りが出来ると思ったからである。

私たちも常連氏たちがいる近くに到着し早速アンカーを下ろす。が、私たちのボートだけ流されていく。

「なぜじゃぁー???」 常連氏たちのボートをよく見ると、何と、ノリのブイにボートを縛り固定していたのである。
「なーるほど!!!」 私たちも早速まねをし、ブイにボートを縛り付ける。しかし、潮の流れがかなり速いため、ボートをブイに近づけることも容易ではなかった。
ボートの操縦テクニックもかなり必要である。二人がかりでようやくブイにボートを固定。
これでやっとのんびり釣りが出来る。後は、このポイントで魚が釣れるかなのだが。。。

サバ釣り始めて1時間ほど経ったであろうか、やっと私の竿に生体反応。

JUN『アジかな?』 最初そんなに引きもしなかったが、水面に上がるにつれ横走り。
あがったのは39cmのサバ!今日は渋そうなのでとりあえずお持ち帰りする為首をポキリ。

しばらくして、お隣の常連氏のボートで20cmほどのアジが上がる。

今回私は、Y子のリクエストで「カワハギ」を釣る気でいたのだが、この近辺ではあまりカワハギは期待できないとの事であった。
しかし、アジを釣るのに仕掛けを作り直すのも面倒だったので、「この仕掛けでアジも釣れるだろう!」 と、そのままカワハギの胴付き仕掛けにオキアミを付けてやることにした。
これが本日の当り仕掛けになるとは思いもしなかった。

今吉師は市販のアジサビキ仕掛けでアジを狙う。
このとき時刻は11時を回っていた。

しばらくして再び私の竿に当りがきた。20cmほどのアジである。「アジが釣りたい」と以前から騒いでいた今吉師の竿は未だに無反応。ちょっと悔しそうであった。。。

この後10分おき位に私の竿に当りがありアジが釣れあがる。

今吉師「なぜ俺には来ないんだーっ!」
JUN「同じ仕掛けもうひとつ作ってきたからあげる?」
今吉師「いや、しばらくこれで頑張ります!」
JUN「意地っ張りだねぇ。。。(笑)」

と、ようやく今吉師にも当りが!

今吉師「やっと来ましたよー! でも何だろうこの引きは???」
獲物が水面に上がってきた。
今吉師「な、なんだぁ! アナゴだぁ!!!」

あがってきたのはムッチムチに太った型の良いアナゴであった。40cmはありそうだ。
が、しかし、船に上げようとした途端、針が外れてそのまま海にお帰りになってしまった・・・

今吉師「あぁ~っ! チクショー!!!」
そしてまたしばらく今吉師の竿は沈黙してしまった。

そして今度は私の竿に当たりが!しかも今までの引きと違い、ゴンゴンと力強い引きである。

JUN「何だこれ?結構でかいみたいだぞ!」
と言いながらハリス2.5号を使用していたので結構余裕でやり取りしていた。
が、水面までもうすぐ!と言うところで、フッっと軽くなってしまった。

JUN 「えぇー!マジかよー!!!」
仕掛けをチェックすると、ハゲ針がまっすぐに伸ばされていた。。。
ハゲ針の5号ではやつの大きさに耐えられなかったようだ。。。
正体を見ることなくバラす事ほど悔しいことは無い。(姿を見てバラすのも悔しいのだが。。。)
多分今までの経験から言うとあの引きは真鯛か黒鯛だろう。
いやきっと真鯛だったに違いない。まぁバラシちまった物はどうでもいいや。。。

しばらくして、ようやく今吉師の竿に当たりが!!! しかし釣れたのはアジではなくアナゴ。しかも小さい。

今吉師「何でだぁ???」
JUN「だからぁ、仕掛け換えようよ」
今吉師「いや、もう少しこれで」 本当に強情である。

時間も12時を回ったころ当りは全くなくなってしまった。
この後二人とも当たりが無い為30分ほど寝てしまっただろうか、あまりにも釣れないので一旦陸に上がり違うところに行こうかと仕掛けを上げた。所が私の竿を上げてみると、30cmは超えていると思われるアジが付いていた!

JUN 「ギャハハ!釣れてるよー!」
笑いながら上げたまでは良かったが、魚がいないと思い、思いっきり巻き上げた為か今度は私がヒット&リリース。。。

JUN 「あぁー!!!」
今吉師 「でかかったですねぇ今の!」
これを見てしまったので、もう少しアジをやることにした。すると、すぐに28cmのアジが釣れて来た。
今吉師 「何でこっちには来ないんだぁ! きっと俺のコマセがJUNさんのほうに流れてJUNさんが釣れるんだぁ!」
JUN 「それは無いでしょう、コマセ巻かない竿にも掛かるんだから(笑)
仕掛けかもしれないからこれ使いなよ!」
今吉師 「んー、じゃぁ借ります。。。」
どうやら納得いかない様子(笑)
今吉師も仕掛けを変え参戦するが、餌は取られるが針になかなか掛からない。終了時間も迫り、波も高くなってきたので15:00撤収することにした。

道具を片付けていると、今吉師の竿がバタバタ暴れているではないか!
JUN 「今さん!来てるよ!!!」
今吉師 「まじっスかぁ!!!」

ようやく今吉師も念願のアジゲット! しかし納得いかない様子。。。(笑)

撤収の為、岸までボートを漕ぐのだが、これがまた一苦労!
潮の流れがかなり速く、思うようにボートが進まない。
しかもノリがあちこちにあり、私たちのボートはノリに乗り上げてしまった。
こうなるとオールを出しても海苔のロープに絡まり漕ぐことが出来ないので、潮の流れに任せノリを出るまで待つしかない。
岸近くまで流され、ようやくノリを脱出。しかし、岸近くは波が高くなり、そして潮の流れも速く、ボートは岸に打ち上げられそうになる。
今吉師は必死にボートを漕ぐが、なかなか前に進まない。
ボートの乗り入れ口に付くまで、1時間近くを費やしてしまった。
今吉師の手の豆はこのとき潰れてしまったのである。

11月23日の釣果今さん、今回は本当にお疲れでしたm(__)m
次回はおいらが漕ぐからね!

今回の釣果
サバ——39cm×1匹
イシモチ—29cm×1匹
アジ——18~29cm×14匹
アナゴ—–35cm×1匹

11月22日の食事今回の献立(左上から)
イシモチの香草パン粉焼き(山吉作)
アジの刺身
アナゴの白焼き
サバの竜田揚げ
アジのなめろう
アジの刺身
アジの梅シソ揚げ(Y子作)

と、食卓は豪華に飾られた。いや、本当に旨かったです!

この日のほかの方々の釣果を伺ったら、マコガレイの35~41cmを一人で3枚あげた人もいたらしい。
私たちの隣でやっていた常連さんたちは、私たちと同じく、アジ、サバ、イシモチなどを釣っていて、竿頭が、アジ35匹と言うことであった。
走水ではこれからの季節カレイのシーズンに入るそうなので、カレイを釣りたい方は行ってみると良いでしょう。
魚影は結構濃いみたいです。

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