岩手県和賀川水系の渓流釣行 2003年9月29日
|2003年渓流釣行最終日
目が覚めたのは7時過ぎ。
この日は平日と言うこともあり、人がここまで上ってくる気配はない。
ゆっくりと準備を始め釣り上がる。
前日今吉師は納得の行く釣果が出なかったらしく、かなり焦っていた。
それを見てワシは「今さんが釣るまでオレ竿出さないから!」 と発破をかけた。
しかし先に魚を釣り上げたのはY子。悔しがる今吉師。
そして早く竿を出したいワシ。。。
Y子、今吉師共に仕掛けが絡んでしまい、ワシに釣れと言うので仕方なしに(?)竿を出す。
と、一流しで26cmがヒット。(オレ様が竿を出せばこの通りさ) 一人心で呟く。
その後そこそこ数も釣れ、いよいよ魚止め近し!
「やっと釣れたぁー!」 雄叫びをあげている。がその表情は少しやつれている様な。。。(笑)
その後今吉師が3連続ヒット!ここに来てやっと釣り方が分かってきたようだ。
それに対してY子のほうは、合わせが遅いのか、合わせきれていないのか、連続バラシ!
中には結構でかいのもいたのだが。。。
そして魚止め。
ここはワシが一番に入らせてもらうことにした。
開始早々に中型がヒット。
とりあえず1匹しとめたのでY子にも入ってもらう。
すると滝壺の左奥から良型がヒット!結構でかい!
しかし慌てたY子はそれを強引にブッコ抜き!
・・・・・
と、あまりの強引さに耐え切れず 「ポチャリッ・・・」
今回最大と思われる大物をまたしてもバラシてしまった・・・
きっと30cmは軽く超えていたであろう、遠目にもかなりでかく見えたそれは、悠々と滝壺に消えていったのであった。。。
結局ここでワシが中型3匹、今吉師が同型1匹を釣り上げ納竿とした。
最終日が一番釣れ、20~26cmが15匹であった。
初日のきのこ採りのおじさんが来なければ初日ももっと良い思いが出来たと思うが、考え次第では「種の保存」と言うことで良かったのかも。。。
時間も16:00を回っていたため、足早に入渓ポイントまで戻る。
岩手に来ると毎回思うのだが、ここの現実離れした生活をしてしまうと、都会に戻るのが本当にいやになる。
と言うよりも、ワシにはこの現実離れした生活が合っているのかもしれないとさえ思えてくる。これは一種の現実逃避なのだろうか・・・?
三人で山の神様に別れの挨拶を交わし、後ろ髪を惹かれる想いで今回もこの地を後にした。春への想いを残して。。。