三浦半島三崎港、新宿港でカレイ・黒鯛狙い 2003年3月2日

今日こそは、今日こそは！といきみ勇んで、釣友今吉師と共に、今年5回目の釣行
前日は一日中滝のような豪雨であり、釣行日の天気も危ぶまれたが朝にはすっかり晴れ渡りなかなかの釣り日和である。
この日も何処に行こうか散々迷ったがいつも行く釣具屋の情報だと
「昨日荒れたから長井の新宿港がいいんじゃないの？ ２週間前の低気圧の後もクロが３日間釣れ続いていたし、今回の状況も前回と同じような気象条件なんでいいと思うよ！やるなら夕方だね！」
んー、毎度貴重な情報ありがとうございますm(__)m

と言うわけで、午後までの時間つぶしに、午前中は三崎港で投げ釣りで時間をつぶすことにした。一応狙いはカレイ。

第一投目のカレイ仕掛けを投げ入れ、２つ目の仕掛けを作っているその時、竿先につけていた鈴がいきなり激しく鳴り出した！
JUN「おおっ！いきなり本命かぁ？？？」一呼吸おいて合わせを入れる
JUN「結構いい引きじゃー！でもカレイじゃないなぁ」
今吉「玉網用意しますか！」
今吉師が玉網を用意し見守る中、海面から姿を見せたのは25ｃｍ程のショウサイフグ・・・　通りかかった釣り人がこの光景を目にせせら笑っていた・・・
いつもであれば、速攻でリリースするのだが、なぜかこの日は、「美味そう・・・」 と、心から思ってしまった・・・
３ヶ月もまともな物をあげていないせいだろうか？？？
でも、ちゃんと捌ける人が捌けば本当に美味いんだろうなぁ・・・
この後12：00頃まで竿を出していたが、今吉師もワシも、フグとベラしか釣れなかった。
テトラ周りに７～８名のチヌ氏がいたが、こちらも未だ何も釣れていないようだった。唯一釣れていたのが、堤防でフカセをしていたご夫婦の奥さん。30ｃｍ超のメジナを釣り上げていた。

13：00、新宿港到着。
事前情報だと、ここの先端の船道であがるとの事なので、ちょっと下見。
鳥居の手前が駐車スペースなのだが、早々帰り支度をしているオジサマ４人組がいたので声をかけてみた。
JUN「今日はどうっすか？」
オジサマA「おう、釣れたぞ！今日はもうおしまいじゃ！」
と、満足げにクーラーを見せてくれた。４人とも、中には20～25ｃｍほどの海タナゴがどっさり入っていた。
オジサマA「にーちゃんたち今からか！がんばれよ！」
JUN「ありがとうございます」
時間が未だ早いので、食事をし、14：30いざ出陣！

テトラ周りには生みタナゴ狙いの釣り人が数名いたが、先端は空いていたので２人分の場所をキープ。が、前日の嵐のせいか、海草だらけで非常に釣りづらい状況。
棚は4ｍ強。最初０号の浮きでやっていたが、潮の流れが速く、3Bにチェンジした所、すかさずアタリ！　がまたしてもフグ！
この後、今吉師もワシも餌取りに悩まされる。
しばらくして、ワシにフグとは違うアタリ！
JUN「やっと本命登場か！！！」
が、途中で横走り？？？　そうですボラです。チヌにはつき物です。
しかしこのボラがまた強いこと強いこと・・・　なかなかあがってきてくれませんでした。引きは楽しめたんですけどねぇ・・・
この後、アタリがぱったりやみ、いよいよチヌタイムか？と気合を入れなおしたが、本当に全くアタリが無くなってしまった（泣）
ここで場所移動。

16：30、夕方スロープ付近ででかいのがあがると聞いていたので、鳥居前まで戻ったが、釣れる気配が無い。対面スロープで、一人の釣り人が何やらかけたようだ。潮目が対面スロープから、こちらの先端にかけて出来ているので、再び、先端から一段降りた内側で竿を出す。
辺りも薄暗くなり、ゴールデンタイムも残り1時間程。と、その時今吉師の竿が絞り込まれた！
今吉「来た！！！」　と言った直後、いきなりすっぽ抜けてしまった。
JUN「今さ～ん！なんでバラスの～！」
今吉「ハハハ、今のはボラですよ・・・」　顔がとても悔しそうであった。
数分後、再び今吉師にあたり！
今吉「ウォー！何だ今のは！！！」
針掛りしたとたん、いきなり走り出し、水面をジャンプしたらしい。
JUN「立て続けに2回もバラシとは、今さん何をやっておるのじゃ！」

2回目にバラシた魚は、スズキだと思われる。今吉師は「楽しかった」 などと言ってはいたが、本当は非常に悔しかったと思われる。顔と背中がそう語っていた・・・
その後、奴らは愚人2人の針を咥えることなく、タイムアップとなってしまった。

ハァー。。。今回もまたやってしもーた・・・

途中で確認したのだが、対面スロープで釣り上げた魚は、やはりクロダイであった。50ｃｍは裕に超えていると思われる。
釣具屋さんが言っていたスロープってここだったんですねぇ・・・
新宿港、侮れないですなぁ。。。