鹿島港での五目釣り 2002年6月19日
|今回は、五目狙いで、今吉氏・Y子・ワシの3人で鹿島港に釣行した。
ワシは昔この時期に、現在釣り禁止となっている鹿島港M堤防で、メーター級のヒラマサを上げたことがあるので、M堤防が気になっていたが、今回はY子も同行なので、安全な公共埠頭に入ることにした。
AM01:30公共埠頭到着。
腹が減っていたので食事にしたいところだが、今吉氏とワシは、とりあえずアナゴ狙いの投げ竿を1本づつ準備してから食事をすることにした。食事をしながら竿 を見守るが、全くアタリがない。しばらくして今吉氏が冷凍イワシをえさに大物を狙おうと仕掛けを換え投入。Y子は寒かったので車の中でいつのまにか就 寝。
AM3:30
東の空がわずかに明るくなってきた頃、Y子も起き出して来た。ワシと今吉氏は、Y子に小アジを釣るように勧めた。しかしY子は、
Y子「ワシにアジを釣らせてそれをえさに使う気でしょう!!!」
ワシたちの魂胆はあっさり見破られてしまった。そう言いつつもY子はサビキで小アジ狙いの仕掛けを投入。しかし、アジも掛からない。お隣もアジ釣りをしていたが、ワシたちが到着した頃2~3匹釣り上げていたが、朝方になってからは全く釣れていないようだ。
AM5:00
辺りもすっかり明るくなった頃、サビキをしているY子の周りに30cm程の魚が回遊してきた。
JUN「イワシかな?Y子、それ餌にするから釣ってよ!」
Y子「こんなのどーやって釣るの?」
よく見るとその魚はトビウオであった。
Y子・今吉・JUN「トビウオなんてこんな近くで見るの初めて!」
JUN「よし!釣ってやる~!」
観察すると、水面近くの餌を捕食しているらしいので、サヨリ仕掛け人呼んで【他人のふんどしで爆釣釣法】を早速準備。
ハリスは1号、餌はオキアミのむき身を使用した。そして第1投目、思惑通りに28cmのトビウオゲット!
JUN「とりあえず人数分はゲットしよう!」
と言う事で、この後同サイズ2匹を追加。
JUN「はたしてどうやって食べるのかなぁ・・・?」
トビウオははじめて釣ったので、調理法に迷う。
とりあえず、この系統の魚は干物にすれば美味いはずなので、早速腹開きにし、海水に漬けた後、竿立てに吊るし干物に。
身が結構厚いので、出来上がるのに6時間ほどかかったが、持ち帰り炭火で焼いて食べたら、なんとも絶品であった。表現すれば、ナマリ節(鰹節になる前のもの)に近い物で、味・香り・食感すべてがGOOD!「あと3匹釣ればよかった」と、帰ってからちょっと後悔。
皆さんもこの手の魚を釣り上げたら、干物はお勧めですよ!(とは言っても、横浜辺りの海水では魚を漬ける気になりませんが・・・)
作り方は、釣魚料理レシピデータベースにUPしますのでご参考に!
AM8:00
Y子のサビキになにやら手応えが!
27cmのメジナであった。サビキ仕掛けの為、細いハリスを使用していたので玉網で取り込む。
Y子は、この日の初物にやっと一安心。実はこれまでアタリが無かったので、ちょっと「ムッ!」としていたのであった(笑)
AM9:00
今吉氏は、メゴチを餌に大物狙い、Y子はサビキ、ワシは浮きふかせで黒鯛と、三者三様やっていたが、いずれも全くアタリがない。今吉氏、Y子と相談し、M堤防に行って見ようと言う事になり、公共埠頭を撤収。
AM11:30
辺りを散策してからM堤防到着。
ここではY子の一人舞台となる。18~22cmウマズラハギ5匹、25cmメジナ1匹の釣果。
今吉氏はヒラメ狙いの為、餌となるシロギスとメゴチを数匹上げたが、ヒラメ竿に来たのは何とヒトデであった。この後、今吉氏の餌釣り用投げ竿に、15cmほどのヒラメが来たが、あまりにもかわいい為リリース。
ワシはというと、今吉氏同様ヒラメを狙う為、まず餌釣りをしたが、全くアタリ無し。ヒラマサを狙うも、来たのは15cmほどのアイナメ。餌が釣れないので冷 凍イワシを付けヒラメ狙いをしたが、しばらくして糸がたるんでいたので、少し引いてくると「根がかり?」と思われた瞬間凄まじい引き込みが・・・しかし、 餌を加えていただけなのか、そのまますっぽ抜けてしまった。
JUN「今回もまたやってしもーたー!」
この後冷凍イワシを付け再び投げ入れたが、投げた直後睡眠不足のせいもあり、少し横になることに。
17:30ふと目を覚まし、「そろそろ帰るかー!」といった瞬間、ヒラメ竿に反応が!しばし食い込ませ合わせを入れると、アタリの割に思ったより大きくな い
。上がってきたのは20cmほどのヒラメであった。
針を飲み込んでしまったので、かわいそうだがお持ち帰り。
で、本日の食卓は画像の通り。