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2002年岩手県和賀川水系の岩魚釣り初日

和賀川水系渓流釣り20022002年和賀川水系でのイワナ釣り初日。
どこに入るか再三悩んだ結果、後輩のO川氏が全くだめだったと言う川に入渓
3年前までは車でかなり上流まで入れた川なのだが、土砂崩れにより道が崩れてしまったため、入渓ポイントまで1時間ほど歩くことになる。
しかしY子、見た目は都会の女の子にしか見えないが、かなりパワフルで根性のあるヤツで、並みの男でも音を上げてしまいそうな川なのだが文句ひとつ言わず付いて来る(笑)

AM7:00入渓ポイント到着。
「パンッ、パンッ、山の神様、今回も一寸だけ遊ばせてくださいm(__)m」
毎回恒例で、入渓する時は、山の神様に御挨拶をしてから入ることにしている
今回も前回同様、私が餌釣りで、Y子はワシの巻いたフライにて釣行開始。
一応「師匠」と呼ばれている立場上、はやる気持ちを抑え、Y子が1匹釣るまで見守ることに。

と、ところが、入渓3投目にして27cm岩魚をゲット!
「山の神様にお祈りが通じたか?」
今度はワシの番じゃ!
しかし全く反応が無い( ̄□|!!
「ブドウ虫はダメか。なら川虫じゃ!」
早速オニチョロを捕まえ流してみたが、それでも反応が無い。
「うーん、おかしい…ここは絶対いるはずなのだが…」

すると、後ろで見ていたY子が
「一寸やってみて良い?」
とカディスを流すと、いきなり「ガボッ!」
釣れあがったのは、30cmに若干満たない泣き尺イワナ!
Y子は大喜び。

「もう私、これ以上釣れなくてもいいわ!JUNさんもフライにしたら?」
などとほざく始末。。。

くっ、くっそーうこうなったら意地でも餌であげてやる!!!
が、やっと釣れたのはリリースサイズのチビイワナ。
やっぱりフライが良いのか???
その後、餌は何を使っても全く無反応、で、フライのY子は又良型イワナ…
「チクショー!俺もフライでやる!」
と、フライに変えたとたん「ガボッ!」
やっとワシにも良形イワナ26cmゲット。。。
やっと釣れたからか情けない顔である。

 

 

一寸分かりづらいが、Y子が強烈に合わせを入れ、中を舞った魚が枝に引っかかってしまった。
周囲に気をつけないと、木の枝が四方八方にあるので、このようなことになってしまう。
たまにワシもやるのだが・・・

 

 

 

今年はいつもより気温が低いのか、かなり雪が残っていた。
数年ぶりに見るスノーブリッジである。
聞き慣れない方もいると思うが、用は、渓谷に雪が積もって橋のようになり、雪の下に川が流れているのである。
茶色に見えているのは、雪の上に落ち葉が積もっているから。
これを超える場合、上を行くか、下を行くか非常に迷います。
何せこれが崩れてきたら人間なんかひとたまりも無いので、この時期は特に細心の注意が必要なのだ。
「朝越えてきたスノーブリッジが帰りには解けて無くなっていた」なんてことも。
硬いように見えても結構脆いのです。
ここを越えた後良いポイントがあるのだが、この後は、チビイワナばかりであった。
写真では分かりにくいが、赤丸の中にいるのがY子。
一応、比較対照のため立ってもらった。

魚止め。
2年前にこの上まで行ったが、実際には魚がいたのだが、区間が短いので今回はそっとしておいた。
魚止めもこの年はそこそこ深さがあったが、その年により、積雪量の差の為か深さが毎年変わる。

5/22の釣果は20cm~29.5cm計17匹をキープ。それ以下のサイズはリリースしたが、リリースしたのは15匹。

普段はその日食べる分だけ持ってくるのだが、横浜を出る前に大家さんから「イワナが食べたい!」とのご要望があり、普段お世話になっているので、お土産としてもって帰ることにした。

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