黒鯛・メジナの夜釣りでの注意事項

先日の釣りでこんな方が居たので、これから黒鯛やメジナを夜釣りで狙おうと思っている方、そして初心者でまだ釣り方が分らない方に。
先日の釣りで隣に入った方なのですが、黒鯛狙いと言っていましたが、夜になるとメッチャ明るいヘッドランプで海面を照らしながら餌を付けたりコマセを撒いたりしていました。
見た目は長年釣りをしてそうなベテランにも見えましたが、本当はあまり黒鯛釣りを知らない方だったみたいでしたので注意をしましたけど･･･
と言うか、後から来て挨拶も無しに一番良い場所を横取りし、挙句ライトつけまくりとは驚きだわな･･･
夜釣り、しかも黒鯛やメジナ釣りでは絶対に海面を照らしてはいけません！
明かりの無いところに突然ライトを当ててしまうと、黒鯛やメジナばかりでなく殆どの魚が緊張状態になり警戒して餌を食わなくなります。
人間でも真っ暗闇に居て突然ライトを浴びたら目が眩んでびっくりするでしょ？
特に磯場では街灯などないので真っ暗な場所が殆どです。
ましてや相手は野生の生き物です。
明るいライトで海面を照らすなどやってはいけないことの一つですので、これから釣りを始める方や初心者の方は注意が必要です。
魚だけではなく周りの釣り師の邪魔をしているのと同じですのでトラブルにもなりかねません。
特に黒鯛は魚の中でも敏感な魚といわれていますので･･･
って言うか、大きな物音やいきなりライトで照らしたら、殆どの魚は警戒してしまいますよ。
海面を照らして集まってくる釣り物は、ワシの知る限りアジ・タチウオ・イカ・カマスぐらいではないかと思います。
しかもそれらを狙うときは集魚灯などを常時点けた状態で釣りをしますので、変に魚を警戒させたりはしません。
また、そう言う魚は夜の磯で、しかもフカセ釣りでは余り狙う事が無いので、磯で夜釣りをされる方は注意しましょうね！

夜の釣りに慣れてないからとライトを照らしながらコマセを撒く行為は本当に迷惑行為でしか有りませんので注意しましょう。
前記した様に魚をライトで散らしてからコマセを撒いても意味がありません。
日中にコマセワークをしっかり体に叩き込んで、どのような条件でも思ったところにコマセを撒ける様になってから夜釣りを楽しむと良いでしょう。
又は、慣れないうちは足元のサラシにコマセを打ってポイントにコマセを届ける等のテクニックも身につける事も必要です。