オーディオミキサー(アナログミキサー)のガリノイズ修理 BOSS BX-80
|ここの所釣りにも行かず、自宅で引きこもりながら仕事をしておりますf^^;
で、仕事でも使用している購入後20年以上経過したBOSSのアナログミキサーBX-80なのですが、経年劣化もあるのでしょうけど、各部のボリュームポットのガリノイズが酷くなったので、分解して掃除してみることにしました。
今回使用ししたのはCaig DeoxIT D5と言う接点復活材です。
楽器(エレキギターやアンプ)などの接点復活材としてはかなり有名なやつです。
勿論ダメ元での分解で、直らなければ新品のミキサー購入を目論んでいたりしますw
と言うより、そろそろ新しいミキサーを購入しても良いかなぁとも思ってたりするのですが、私の使い方ではこのミキサーで十分だったりしますf^^;
修理の様子は動画で撮りましたので、宜しければご参考まで!
ガリノイズが酷いミキサーを分解して接点復活材Caig DeoxIT D5で復活させてみた!(BOSS BX-80)
購入後20年以上経過するBOSSのミキサーBX-80のガリノイズがひどくなったので、分解して各ボリュームスライダーとポットを掃除したら見事に蘇りました!
使ったのはCaigの接点復活材DeoxIT D5だけ!
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外装を外す前に、まずは各部のノブを外します。
この機種の場合、赤く染めた部分(スライダーノブとEffect/Phones)のみを取り外せばよいです。
まずは外装を外します。
背面のフォンジャック側に3か所ねじ止めをしてあるので、この3か所を外します。
背面側はこの4か所にネジが有るので、これも外します。
ネジを外したら、隙間をマイナスドライバーでこじりながら外装を外していきます。
底板を外すと基盤が現れます。
ヘッドフォンジャックを取り外し、基盤を止めているネジ10か所と、背面ジャックの基盤のねじ3本を外し、本体カバーから基盤を抜き取ります。
この機種の場合、背面ジャックの基盤が引っ掛かって取り辛かったですw
基盤が外れた状態です。
電解コンデンサーも目視でチェックしましたが、年数が経っている割にはコンデンサーは大丈夫でした。
電解コンデンサーがダメなやつは、頭部が膨らんでいたり液漏れしているので、その場合はコンデンサーを自力で交換するか、廃棄処分となります。
まずはスライダーボリュームに接点復活材を吹き付け、何度もスライドさせてやりました。
今回使用している接点復活材はCaig DeoxIT D5で、楽器(エレキギターやアンプ)などの接点復活材としてはかなり有名なやつです。
接点復活材を吹き付けスライドすると、内部にかなりの汚れが有るのが分かると思います。
キッチンペーパーをこより状にして拭き取りましたが、真っ黒けになりましたw
意外と隙間からほこりなどが入り込んでいるようです。
各ボリュームポットは、画像の様に出来るだけ隙間を狙って接点復活材を吹き付け、後はグリグリと回すだけです。
分解できないので各ポットに接点復活材を吹きかけてグリグリ回すしかできませんが、8chミキサーとは言え、数が有るので意外と面倒でしたf^^;
フォンジャックは接点復活材を浸み込ませた綿棒でゴシゴシと磨いてやりました。
全てが終わったら、余計な所に垂れてしまった接点復活材を拭き取り、ばらした時と逆の順番で組み込めば完成です。
因みにですが、電気部品ですので手袋をして作業することをお勧めします
私は素手でやっちゃいましたが、素手での作業は色んな意味でお勧めしませんf^^;
と言うわけで結果・・・
直っちゃいましたw
ダメ元でもやってみるものですね!
本当は新しいのを買いたかったのですが・・・
まぁ、欲しいミキサーは最低5万円以上するので、余計な出費をせずに済んで良かったという事にしておこうf^^;