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ジムニーJB64のステアリングダンパー交換!TOUGH DOG 4WAYステアリング スタビライザー

ジムニーJB64のステアリングダンパー交換

ジムニーJB64のステアリングダンパー交換

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ジムニーJB64を購入して1か月、1,500km程走りました。
この車に乗り換えて、内装・外装・装備はほぼ気に入っているのですが、唯一許せないのがハンドリングの悪さ・・・( ̄Д ̄;)
乗った直後に感じていたのですが、正直言って今まで乗ってきた車の中でも一番悪いです。
私は今まで20台の車を乗って来ましたが(内クロカンタイプ四駆は6台)その中でも一番悪い・・・
ジムニーもSJ40を所持していたけど、ハンドリングに関してはそんなに悪いと感じた記憶はない。
と言う訳で、ランクル80に付けていたものと同じステアリングスタビライザーを取り付けたいと思い探したら、なんとどこのショップもSold Out!( ̄◇ ̄;)
で、ようやく8月末になってMASTERPIECEさんよりジムニー ジムニーシエラ JB64W JB74W 4WAYステアリング スタビライザー ステアリング ダンパーを入手!
これはオーストラリアのTOUGH DOG(タフドッグ)と言うメーカーが作っているもので、MASTERPIECEさんが輸入元となっている。
C.L.LINKさんのも気になっていたのだが、この記事を書いている9月11日現在でも未入荷となっている。
と言う訳で、色も黄色の方が好きだし一日でも早く付けたいという事で、数千円金額は高くなるがTOUGH DOGの4WAYステアリング スタビライザーを取り付けることにした。

このダンパーは当時ランクル80を新車購入して直ぐに取り付け、本気のクロカンをやりながら10万Km走行しても問題はなかったので耐久性は大丈夫だろう。
っていうか、30年経っても全く構造が変わってないって・・・
完成された商品と言って良いのか、何の進化もしてないと言った方が良いのか・・・
どっちなんだろう?f^^;
と言う訳で、コイツの取付方を動画で説明しきれていなかった部分を画像で説明します。
(長くなるけどごめんねw)

必要工具

  1. ピンセットプライヤー
  2. 17mmレンチ、またはソケットレンチ
  3. タイロッドエンドプーラー
  4. 六角レンチ(4WAYステアリング スタビライザーに付属してます)
  5. タイロッドエンドプーラーの系に合うレンチ(上記の物の場合21mm)
  6. 油性マジック
  7. トルクレンチ
  8. シリコンスプレー

取付時の注意事項

正常に取り付けられた状態

これは取り付けた後の状態になります。
ステアリングダンパー交換時は、ジャッキアップや馬をかけたりする必要はありません。
取り付ける前に最も重要なのは、最初にノーマルのステアリングダンパーを外す前に、ハンドルを真っ直ぐにする事です。
このスタビライザーの特徴として、ハンドルを左右どちらかに切った場合バネに負荷がかかり、ハンドルから手を離すと直進状態に戻ろうとする力が働きます。
ですので取付時は必ずハンドル(タイヤ)を直進状態にしておき、バネに負荷がかかっていない状態にしておく必要があります。
ハンドルが左右どちらかに曲がった状態で取り付けてしまうと、取り付け後に左右どちらかにハンドルが取られる状態になってしまいます。

ノーマルステアリングダンパーの取り外し

JB64のノーマルステアリングダンパー

画像赤〇部分(運転席側)の裏側に割ピンがついているので、まずはそれを外します


割ピンを外す
ピンセットプライヤーか、ラジオペンチみたいなのでひっかけて引っ張れば、割ピンは簡単に外れます。
助手席側のボルトを緩める

助手席側のボルト(17mm)を緩めます。
この時ボルトを抜いてしまわず、画像程度まで緩めるだけで良いです。
と言うのも、完全に外してしまうと全てのボルトを外した時に落ちてきて怪我をする場合がありますのでw
運転席側のナットを緩める

運転席側のナットも同様に緩めます。
ここまでの作業は、運転席側・助手席側どちらから行っても構いません。
タイロッドエンドプーラーで外す

タイロッドエンドプーラーをかけて、プーラーのボルトを回していきます。

ダンパーが外れる前と後

プーラーのボルトを回していくと、かなり固くなってきます。
暫く回していくと。バゴンッ!と音がしてダンパーが外れます。
画像は外れる前と外れた後です。
この時ナットをすべて外した状態で行うと、ダンパーが一緒に落ちてきて怪我をする場合があります。
ナットを緩めておく事で脱落防止となります。


ノーマルダンパーと4WAYステアリング スタビライザー

ダンパー自体は、ノーマルの方が若干固いみたいです。
4WAYステアリング スタビライザーは、ダンパー自身は若干柔らかくして、スプリングで強化しながら直進安定性を保っているようです。

4WAYステアリング スタビライザーの取り付け

4WAYステアリング スタビライザー仮付け

ノーマルダンパーを外したら、4WAYステアリング スタビライザーを仮付けします。
スプリングの端の部分を目安に、本体に油性マジックなどで印をつけます。


スプリング固定治具を合わせる

仮付けしたダンパーを取り外し、印をつけたところとスプリング固定治具の位置を合わせて固定します。
ボルトの締め付け方

固定治具取付時、治具の両端の隙間を均等に締めるため、ボルトは対角線上に同じ力で締め付けていきます。
適当に締め込むと治具のねじ山を崩したり、片側に隙間が空いてしまいます。
隙間が空くと適正トルクで締め付けられないため、走行時に治具が動いてしまうことがあります。
スプリングをはめ込む

固定治具を取り付けたら、スプリングを固定位置に納めます。
スプリングを回しながら入れれば簡単に収まります。
シリコンスプレーを吹き付ける

助手席側のダンパーブッシュを入れる時にめっちゃきついので、シリコンスプレーなどを吹き付けておくと入れやすくなると思います。
私はそのまま取り付けましたが、かなり苦労しましたf^^;
ステアリングダンパーの締め付けトルク

両方ともボルト&ナットが入ったら、適正トルクで締め付けます。
助手席側が50N・m、運転席側が45N・mです。
ジムニーJB64

取り付け終わってすぐに試運転に行きましたがその感想は

めちゃくちゃ良い!

ノーマルダンパーとは雲泥の差です!
直進安定性は数倍良くなり、ハンドリングも滑らか!
高速道路、特に段差が多い首都高などではその効果は顕著に表れます♪
動画をUPした後日にオフロードも走ってきましたが、笑っちゃうほど良い感じになりました(^o^)b
スプリング無しのダンパーが多いですが、やはりこのタイプのダンパーは最強かと思います
(個人的主観ですw)
ノーマルのステアリングダンパーにご不満をお持ちのJB64/JB74ユーザーの皆さん、コイツはかなりお勧めです!
多分C.L.LINKさんのダンパーも同じ感じかと思われます。

見た感じですが、取り付けの安心感はC.L.LINKさんで出しているダンパーの方が安心感があるように見えます。
何故かと言うと、運転席側のボルトに割ピンがちゃんとついているんですよねぇ~
TOUGH DOGの4WAYステアリング スタビライザーにはついてませんf^^;
それ1点だけが不安要素かな・・・

いずれにせよ、このTOUGH DOG 4WAYステアリングスタビライザーは、お勧めできる1品だと思います。

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