ダイコーＡＲＡＧＵＲＥ磯 1.25-50のインプレッション

JUN | 2011年9月18日 | 日記 | コメントはまだありません

昨日メールにてダイコープロフィールドＡＲＡＧＵＲＥ磯 1.25-50の使用感を聞かれたので追記。
つうか、ワシのような釣り師にご質問をくれた奇特なＭさん、有難う御座いますm(__)m
このサイトにメールが来るのは殆どクレームが多いのでチョッと嬉しかったりします(笑)

てな訳でダイコープロフィールド ARAGURE磯 1.25-50ですが、 1.25号と言う、根の入り組んだ複雑な磯でのメジナ釣りには細い気さえする竿ですが、ワシが今まで使用してきた竿の中ではピカイチではないでしょうか。
多分ワシの釣りスタイルにもマッチしたと言う事も有ると思いますが、5.0ｍと言う長さも、リールを装着したときのバランスが非常に良く、一日中釣りをしていても疲れず、手にした感じは非常にシャキっとしていて穂先のブレが無く、狙ったポイントへ思うように浮きを投入することが出来ます。
前記した通りバランスが良いので、強風時のラインメンディングも容易に行えます。

また、強風と雨の中でも竿の表面加工と、傾斜フレーム・楕円リングのIMガイドにより、ラインのべた付きが無く糸絡みが非常に少ないので、インナーロッドに匹敵する快適さが有ります。
実際9月17日の釣行でも、風速6ｍ以上で途中でかなりの豪雨に襲われましたが、一度も糸絡みする事無く快適に釣りをすることが出来ました。
そして何より魚を掛けてからですが、1.25号にも関わらず、そのパワーは1.5号以上にも匹敵する事を実感しました。
この竿は、かなり先調子（8：2位）の竿で、大物の繊細なアタリでも繊細な穂先で違和感なく付け餌を食い込ませることが出来、 40cm中盤の口太メジナを掛けた後は、バット部がそのパワーをスムーズに吸収し、ライン強度の限界を高めてくれている気さえします。
最近、道糸は根ズレを考慮して2号をメインに使用しているのですが、2.0号以下に落としても問題なさそうとさえ思えます。

少し前に、がまかつのG3を所持していた事があったのですが、G3の場合は「竿でためていると勝手に魚が浮いてくる」と言う感じの素晴らしい竿なのですが、
悪く言うとやり取りを楽しめない竿だとも言えます。（がまかつファンの方ごめんなさい！m(__)m）
それに対しダイコープロフィールド ARAGURE磯 1.25-50は G3の良い所に、遊び心をプラスさせたような竿で、5.0ｍと言う長さを利用して軽快に魚の向きをコントロールしつつ、穂先からバット部までをジンワリとバネの様に使いながら魚を引き寄せる、 釣り人の闘争心と遊び心をくすぐる様な調子の竿です。
一言で言い表すなら、「面白い竿」と言う言葉につきるのではないでしょうか。
まぁ、これはあくまでもワシ個人の感想であり、ワシの釣りスタイルにドンピシャだったと言う事も有るのだと思いますが、かなり良い竿だと言う事は自身を持って言う事が出来ます。
って、ワシが作ったわけじゃないですけどねf^^;
ダイコーのテスターさんや開発者の方々が、かなりマニアックで情熱家あると言う事が言えると思います。
とまぁ、こんな感じで参考になりますでしょうかねf^^;