台風だと言うのに毘沙門でメジナ狙いかよ! 2010年10月30日

釣行数日前、ぐちおさんより電話が入る。
「土曜日休みが取れたのでご一緒します!」
その後タケさんに電話を入れ当日の打ち合わせ。
すると電話の向こうから「土曜日は台風が来るよ!」とタケさんの奥様の声がする。
いつものように冗談を言っているのだろうと天気図を見ると、南の海には台風の影が…
まぁ、荒れた方がデッカイのが釣れるし、どうせ反れちゃうでしょ。と土曜日の約束をして電話を切る。
釣行前日、タケさんに電話してみたがまだ仕事中みたいなので、ぐちおさんに電話を入れて翌日の確認。

ぐちおさん)「Yahoo天気予報で明日は波とウネリが2.5m後5mですよ!!!雨も強そうだし、どうします???」
ワシ)「タケさんまだ帰ってないので話出来なかったけど、絶対に行くと思うよ。あの人はコワレテイルから(笑)」
ぐちおさん)「わ、分かりました…(汗)」
その後、仕事から帰宅したタケさんから電話があり翌日の確認。

ワシ)「明日、台風直撃っぽいよ!波5メートルだって!どうします?」
タケさん)「行くだけ行って見ようと思うんですが、JUNさんはどうします?」
ワシ)「や、やっぱり行くんだ…(苦笑) ぐちおさんにもタケさんはコワレテルから絶対行くと思うよと言っておいたよ( ´艸`)

と言うわけで、ブッコワレたタケさんを先頭に、プチコワレタ2人は恐る恐る付いていく事となったのであった。
当日、ぐちおさんとワシは「逃げ帰れないように」とタケさんの車に無理矢理監禁され、三浦の磯に強制送還(笑)
なぁんて、本当は先週ワシの車で行ったから、今週はタケさんが車を出してくださったのだf^^;
タケさん有難う御座いますm(__)m (って、今更遅いかf^^;)

この日は18時過ぎには台風が三浦付近に大接近するらしいので、少しでも釣行時間を長くしたいと言う事で高速で毘沙門まで向かう事にした。
途中、港南台のポイントでいつものように小物…というより、タケさんが玉の柄、ぐちおさんがチャラン棒を購入。
そしてつけ餌のオキアミも購入し、ポイントに売り上げ協力をした後高速でGO!
いつもならありえない時間に毘沙門に到着した。

  • 小潮(間口)
  • 干潮 03:06  41cm / 15:44 118cm
  • 満潮 11:07 138cm / 20:37 134cm

毘沙門そして海を見てタケさんは口をアングリ…( ̄◇ ̄;)
台風14号接近中だというのに、風は強いが全く波が無い(汗)
予想できない事態にボーゼンとするのであった…
でもまぁ、18時にはかなり台風が接近するとの予報だし、危険を冒してまで荒れた場所に向かうのも遊びの範ちゅうを超えてしまうだろうと、 おとなしく毘沙門で竿を出す事にした。
いつもの週末なら少なくとも4人は入っている場所なのだが、土曜日とは言えこんな日に釣りに来る変人はワシらだけ…f^^;
てな訳で、今回は危険を回避するためにも毘沙門でも超有名ポイントに入る事にしたのであった。

今回は何とかぐちおさんにも型物を釣ってもらいたいって事で、ビールを飲んで酔っ払っているタケさんを車に残し、二人で先にポイントへと向かう(笑)
釣り座に到着して早速周辺をチェック。正面側は潮色も良く、程よいサラシが入り込んでいて型物が出そうな予感。
早速仕掛けを準備して釣り始める。
日中のコマセと付け餌は、先週タケさんこじまさんと三人で行った時の余りを持ち帰って冷蔵保存しておいたアオサ。
丁度3人分の付け餌とコマセ分が有ったので、仲良く三等分(笑)
そしてまずは、ぐちおさんが釣り座に入り戦闘開始!
時折海苔はかじられる物の、なかなか針掛かりしないようだ。。。それよりも風が強くやり難そう…
しばしぐちおさんの様子を見ていると、足元からコッパのような影が見え隠れする。やはり人気の釣り座のせいか、頻繁にコマセが入るからコッパが寄っているのかなぁ…?
と、そうしているうちにいつの間にかタケさんも釣り座に到着。三人揃って竿を出す事にした。

しばし三人して粘っていたが、タケさんもぐちおさんもかなりの苦戦。あっ、もちろんワシも大苦戦f^^;
海苔は結構かじられるのだが、やはりコッパの仕業のようで針に掛からない。
そして気を緩めていると本日最初のアタリ!が… やり取り途中でスッポヌケ…(汗)
引きからすると足裏程度だと思われるが、かなり活性が低いみたいだ。

その後しばらくすると、やっと浮きに反応が出てきた。
で、針に掛かったのはマイクロ木っ端(滝汗)
マイクロコッパに耐えながらがんばっていると、再びアタリが出始める。
そしてこのタイミングでポイントを移動したぐちおさんにアタリ!ワシも玉網を片手に応援に駆けつける。
が、リールトラブルで、その間にメジナは手前の根へもぐりこんでしまう。。。 竿のしなりからして30cm以上は有ったように見えただけに残念。。。

コッパの猛攻と強風と言う、あまりにもひどい状況に、タケさんは場所移動。 ぐちおさんと二人で同じ場所でしばらく粘っていたが、身の危険を感じる程の強風になってきた為ワシらも移動する事にした。
移動した先はタケさんの近く。
状況をタケさんに伺うと、カイズが釣れたとの事。話をしていると浮きがピコピコ。
かわいいチンチンが釣れあがる。って、釣りをやらない人が聞いたら「かわいいチンチンってなんだ???」てな事になりそうだがf^^;
チンチンとは関東ではクロダイの小さい奴の事を言う。
「チンチン ⇒ カイズ ⇒ クロダイ」と言う具合に、成長に従い呼び名が変わる、いわば出世魚見たいなもんですわな。

と、話は釣りに戻し、準備をしながらたまたま元いた釣り座に目をやると、何と巨大ナブラが発生!!!
「クッソォ!!!ルアーロッド持ってくればよかった!!!」
こんな事もあろうかと、出かける前にルアーの準備もしていたのだが、玄関にロッドを置いてきてしまった(苦笑)
しかし、何故かポケットには1本のミノーが忍ばせてある( ̄ー ̄)ニヤリッ
それまで付けていた浮きを取り外しミノーを取りつけ元いた釣り座に急ぐ!
が…
既にナブラ祭りは終わった後( ̄◇ ̄;)
先ほどまで出ていたナブラは、遥か彼方へ過ぎ去っていた。あのナブラの速さからしてソウダガツオだろう。イナダならもっとゆっくりなので。
とは言え、せっかく磯竿にルアーまで取り付けたのだから、ここで引き換えしたらタダのマヌケで終わってしまう(汗)
仕方が無くナブラは無いが取り付けたミノーをキャストする。
そして2投目!
「ドゴン!」と言う感じでなにやらヒット!トルクはあるがこのスピード感は青物のそれではない。
手前まで寄せて来ると、そこそこの型の魚体が「ギラン!」と光る。
「シーバスだ!」
風でラインが流され、運良く?磯際をトレースしたのが良かったらしい(笑)
柔らかい磯竿でのやり取りに苦労しながら何とか玉網入れ成功!57cm(伸ばせば60cm(笑))のシーバスゲット!

その後二匹目のドジョウならぬ2匹目のシーバスを狙いに戻るが、台風接近と共にうねりが強くなり、怖くなって撤収!(笑)
タケさんぐちおさんのいる場所に戻り、フカセの仕掛けに作り直す。
タケさんはスモールチンチン(笑)、ぐちおさんはカサゴをゲットしたが、その後フグが沸いてしまったらしい。
暗くなってきたので、これからデカイのが出るでしょう!とラストスパート!

しばらくフグに悩まされたが、引き波にあわせてコマセを投入するとフグが消える。
「これはチャンスタイム到来か???」と思った瞬間に浮きが消し込まれる。
暗闇の中玉網入れ成功し後ろを振り返るとタケさんとぐちおさんが立ち話(笑)
「釣れたよぉ~!多分クロダイ」
と、ライトを照らしてみたら、36cmのメジナであった(笑)
それを見たタケさんは、「ナニィ~!!!」とあわてて釣り座に戻っていった(笑)

シーバスと43cmのメジナその後ぐちおさんも釣り座に戻り、ワシも先ほどの釣り座に戻る。
コマセを入れて仕掛けを投入。で、直ぐにヒット!
今度は先ほどのより重量感がある。が、そんなに引きは強くなく…
って、計測したら43cm!!!(伸ばしたら45cm(笑))
メジナが寄ってきたみたいなのでぐちおさんにポイントを譲る。
が、高切れでタイムロスト…
そのうち台風が目の前にいるのか、ウネリが強くなり危険なのでこの場所を諦める…
残念…

再びポイントを大移動し、危険の無い磯で竿を出す。
しかし、ここはフグが沸いているらしく餌と針が盗られるだけで本命のアタリは無くタイムアウト。。。

タケさん、ぐちおさん、お疲れ様でした!
ぐちおさん、せっかくの海苔でのアタリ、リールトラブルで獲れなくて残念でしたなぁ…次回は大物をゲットしましょうね!
タケさん、今回はお迎えに来ていただき、行きも帰りも運転していただき有難う御座いましたm(__)m
&コーヒーゴチでした( ̄ー ̄)ニヤリッたまにはワシにも奢らせて下さいねぇ!ε=ε=ε=(ノ^o^)ノニゲロー!

スズキのポワレ フォンドボライユのホワイトソース
スズキのポワレ フォンドボライユのホワイトソース

てな訳で今回の魚料理はこちら!
スズキのポワレ フォンドボライユのホワイトソース
白身魚であるスズキをポワレして、フォンドボライユと牛乳で作ったソースで食べる創作本格フレンチじゃ♪
思いつきで作ったんだけど、白身魚料理では今まで食べた中でもトップクラス(^o^)v
我ながら中々の出来じゃ( ̄ー ̄)ニヤリッ
一寸面倒だけど、この魚料理に興味のある方は釣魚料理レシピデータベースに掲載しているので宜しく!

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